気づけば、ずっと誰かのために頑張ってきた。
社会の価値観やルールから外れないように…
周囲の期待に応えるように…
人に迷惑をかけないように…
そんなふうに、自分の心を抑え込んで生きてきた。
だけど思うようにいかなくて、ダメな自分を責めてしまう。
そんな、やさしさゆえに苦しみ続けているあなたへ。
そっと寄り添い、手を差し伸べてくれる曲があります。
今回は、そんな1曲と、心に響いたフレーズを私自身の想いとともに紹介します。
Contents
もう頑張らないで | ASAが贈る、やさしさに満ちた応援歌
「ASA」について
「もう頑張らないで」は、シンガーソングライターの「ASA」が歌う楽曲です。
2019年11月3日にデビューしたASAさんは、自ら作詞・作曲を行い、YouTubeなどを中心に音楽活動をされています。
大胆かつ繊細な感性を持ち前とし聴くものの深層心理へ突き刺さるオルタナティブな雰囲 気をテーマにした楽曲を自ら作詞・作曲。
共感を呼 ぶフレーズや独特な世界観とオルタナティブな雰囲気が楽曲と混ざり合い多くのファンを 魅了している。
心に語りかけるような彼女の音楽は、他にもたくさんの楽曲が投稿されています。
活動情報は以下から確認できます
ASA(@asamluv) • Instagram写真と動画
「もう頑張らないで」この曲を紹介したい理由
この曲は、こんな人に聴いてほしい曲です。
「周りを気にして自分を抑え込んでしまう人」
「頑張りすぎて疲れてしまっている人」
この曲は、「もう十分頑張っているよ」「自分を責めなくていいよ」「自分のために笑っていいんだよ」と、そっと寄り添ってくれるような楽曲です。
私も初めて聴いたとき、とても衝撃を受けました。
家族や周囲の期待に応えようと、迷惑をかけまいと、裏切らないように生きようと、必死に自分を抑えて生きてきた。
でもうまくいかなくて、自分を責めて、結果、頑張ることがつらくなってしまう。
そんな時にこの曲が、「自分を認めていい」と教えてくれた気がします。
周りの人たちはもちろん、自分ですら認めてあげられなかった自分を認めてく入れたんです。
同じように苦しみの中でもがいている人の心を、そっと包み込んでくれる。
そんな優しさを持った曲だと思います。
君は頑張ってるよ | 胸に響いた歌詞たち
「もう頑張らないで」の歌詞の中で、私自身も心に響いたフレーズを紹介します。
「自分が苦しい方が楽」頑張りすぎてしまう人の気持ち
頑張り過ぎちゃう性格なんだよねきっと
わかるよわかるよ 他人に迷惑かけたくないよね
自分が苦しい方が何百倍も楽だよね
引用元:ASA「もう頑張らないで」
周囲の期待に応えるため、他人に迷惑をかけないように、自分を犠牲にしてでも頑張ってしまう。
「自分が我慢する方が楽」、「自分が我慢して済むのならその方がいい」。
そんな考えに、心当たりがある人も多いのではないでしょうか。
でもその我慢は、やがて自分を苦しめていきます。
この歌詞は、そんな頑張りすぎてしまう人の気持ちを、そっと代弁してくれているように感じます。
「笑わなくていいじゃんか」頑張りすぎてしまう人が抱える悩み
考え過ぎてダメになっちゃうんだいつも
わかってよわかってよ 笑わなくたっていいじゃんか
これでも精一杯 自分なりに生きてるの
お願いだからもう いじめないで
引用元:ASA「もう頑張らないで」
人の目が気になる。
考えすぎて、動けなくなる。疲れ果ててしまう。
結果、失敗ばかりでみんなが私を笑ってみている。
歌詞からは、そんな孤独な状況が読み取れます。
ですが、この歌詞から私は、もう一つの意味を感じ取りました。
頑張りすぎて疲れてしまっているとき、本当は笑えないのに、無理に笑顔を作ってしまう。
いつも笑顔でいることがいいこと、周りに心配をかけないために笑顔でいなければいけない。
でもこの歌詞は、「笑わなくてもいい」と、ありのままの自分を肯定してくれているように感じました。
苦しいときに笑えないのは、当たり前のこと。
その姿すらも受け入れてくれるような、やさしさが詰まった言葉だと感じます。
「もう少し自分を信じて」自分のために生きていい
君は頑張ってるよ 誰がなんと言おうと
泣いちゃう夜もあっていいから
もう少し自分を信じて
笑ってよ 泣いてよ
自分のために
引用元:ASA「もう頑張らないで」
このフレーズは、まるで自分を励ましてくれるかのような温かさがあります。
誰かのために頑張りすぎてしまう人にとって、「自分のために生きていい」と言われることは、救いになるのではないでしょうか。
「自分を信じていい」、「泣くことも、笑うことも、自分のために使っていい」――この言葉たちは、私の心に深く響きました。
まとめ | 自分を信じて 自分のために
「もう頑張らないで」は、自分を認められなくぃ人、誰かの期待に応えようと頑張りすぎてしまった人へ向けた、優しい応援歌です。
「自分を責めなくていい」「もっと自分を大切にしていい
そんなふうに、聴く人の心をそっと包んでくれるこの曲。
もし、今あなたが「もう頑張れない」と感じているのなら、ぜひこの曲に耳を傾けてみてください。
きっと、あなたの心にやさしい灯がともるはずです。
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