夢を追うあなたへ | BUMP OF CHICKEN 「アカシア」が教えてくれたこと

心に響く曲
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夢を追うとき、夢が遠くに感じてしまうとき、頑張っているはずなのに不安や孤独を感じてしまうことがある。

そんなとき、自分は一人ではないこと、不器用でも自分の一歩の尊さを思い出させてくれる曲。

BUMP OF CHICKENの「アカシア」について、私自身も勇気をもらったフレーズとともに紹介します。

 

Contents

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君とともに走る |  夢と友情の歌「アカシア」

「BUMP OF CHICKEN」について

この曲は、「BUMP OF CHICKEN」が2020年9月30日にリリースされました。

「BUMP OF CHICKEN」は、1996年から活動している4人組ロックバンドです。

「アカシア」の他にも、「天体観測」や「カルマ」、「才悩人応援歌」、「真っ赤な空を見ただろうか」をはじめ、メッセージ性の高い曲をリリースしています。

 

「アカシア」タイトルに込められた意味

この曲のタイトルに使われている「アカシア」。

「アカシア」は植物の名前で、花言葉には「友情」や「思いやり」といった意味が込められています。

この曲には、かけがえのない友の存在、ひとりじゃないことを思い出させてくれるような言葉が込められています。

 

ポケモンのスペシャルPV「GOTCHA!」のテーマソング

「アカシア」は、アニメやゲームで有名な「ポケットモンスター」のスペシャルPV「GOTCHA!」のために書き下ろされました。

「アカシア」というタイトルに込められて意味からも感じられる通り、「ポケモンとトレーナーの絆」を連想させる歌詞となっています。

ポケモンのテーマソングでありながら、年代を問わず様々な人の心に響く楽曲となっています。

 

「ひとりじゃない」 |  心に響く、勇気をくれたフレーズ

「アカシア」の歌詞の中でも、特に心に響く、私の好きなフレーズをいくつか紹介します。

「私は一人じゃない」 友との関係から気づく、自分の存在価値

冷たい雨に濡れるときは足音比べ騒ぎながらいこう

太陽の代わりに唄を 君と僕と世界の声で

いつか君を見つけた時に 君に僕も見つけてもらったんだな

今 目が合えば笑うだけさ 言葉の外側で

引用元:「アカシア」 BUMP OF CHICKEN

悲しみや不安、時には乗り越えがたい困難が降りかかることがあります。

しかし、この曲の主人公にはお互いに支えあう、相棒ともいえる友達の存在があります。

苦しいこともふたりで励ましあいながら歩む。

「友達」、「仲間」、「兄弟」、あなたにもそんなかけがえのない存在が一人はいるのではないでしょうか?

「君を見つけた時に、僕も見つけてもらった」

自分が彼を見つけたように、同じく彼も自分を見つけ、かけがえのない友として認めてくれている。

不安の強いときほど孤独に感じられるけれど、実は一人じゃないんだということを教えてくれるフレーズです。

 

「きみもぼくもすごい」 お互いを認め合える存在

君の一歩は僕より遠い 間違いなく君の凄いところ

足跡は僕の方が多い 間違いなく僕の凄いところ

引用元:「アカシア」 BUMP OF CHICKEN

社会の波にもまれながら、自分の短所、できないことばかりが目に入り、自分には何もないと無力感を感じてしまうことはありませんか?

この歌詞は曲のテーマである「ポケットモンスター」にちなみ、人間とポケモンの違い、それを認め合う姿が描かれている歌詞であるといえます。

ですが、私は次のように捉えています。

一歩を無駄なく効率的に進む。

そんな人が社会ではすごいとされている。

そんな超人のようなことができてしまう友人は間違いなくすごいと認めている。

対して自分は、一歩一歩は小さくても、誰よりも努力を重ね、ゆっくりでも着実に力をつけている。

この努力する行動の多さもまた、誰にでもできることではない自分の長所である。

皆が同じ存在ではないからこそ、人と違うからと言って落ち込む必要はない。

それぞれに違った長所があり、自分にも誇れることがあるのだと気づかせてくれるフレーズです。

 

まとめ | ひとりじゃない、認めあえるからまた前を向ける

「アカシア」は、「ポケットモンスター」の人とポケモンの関係をテーマに、友情を描いた曲です。

しかしながら、現代において不安を抱えながら生きる人、人と比べて自分を認められない人に向けて、皆それぞれ違った長所があること、それを認めあうことのできる友の存在に気付かせてくれる、そんなやさしさを感じます。

また、この曲は、悩みを抱える人にとって、自分を認めてくれる友のような存在でもあると考えています。

この曲が、夢を追いながらも悩み、孤独を感じてしまっている人の心に寄り添ってくれることを願っています。

 

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