昨今自動車メーカーの認証データの改ざんや、検査方法の改ざんが問題視されることが増えました。
そして今日4月12日スズキ自動車は、昨年秋から進められてきた測定データの書き換えなど一連の不正行為に関する報告書を国土交通省に提出した。
その際、全車種に関わる「ブレーキ制動」に関わる検査でも不正があったことが発覚した。
そして、200万台の自動車をリコールすることを発表しました。
この他、過去にはスズキ自動車に限らず、スバルやマツダ、三菱自動車などでも不正があったと発表されています。
何故立て続けにこのような不正が行われるのでしょうか?
今回新たに発覚した不正の内容はどういったものなのでしょうか?
また、スバルの人気車種であるジムニーやスペーシア、ハスラーなどはリコール対象に含まれるのでしょうか?
人気車種の紹介も交えながら一つ一つ見ていきたいと思います。
Contents
スズキ 200万台リコール その内容は?
今回不正が新たに不正があったことが発覚したのは、ブレーキ制動に関わる検査に関するものです。
ブレーキや速度計に関わる検査において、不合格とするべき車両を合格させていたというのです。
ブレーキとなると、故障したり、正しく作動しなければ人命にかかわる重要保安部品です。
これが保安基準に適合しない恐れがあるというのですから、そのまま対象車両を使用し続ければ、命にかかわる重大な事故を招く可能性が考えられます。
スズキ自動車は人の命を預かる自動車という製品を世に出す会社として、絶対にしてはならない行為を犯したと言えるでしょう。
人の命を軽視した行為をしてまで他に守りたかったものととはなんなのでしょうか?
それが上司や会社上層部からの評価や、会社の利益なのだとすれば、あまりに無責任な行為と言えるでしょう。
スズキ 200万台リコール 世間の評価は?
このニュースに関して、世の中でも様々な意見が寄せられています。
その中でも最も支持を集めているのが、
「「工場の課長クラスが関与していたとされる。」って、認めてるところは正直で良いですが・・当然知ってるでしょ。作業員が勝手に不合格を合格にするなどあり得ないだろうが、異議申立てられない工場風土なのだろう。他の企業の不正検査も同様だと思うが、正直に話されずに結局責任を取らずじまいの企業ばかりで、顧客や株主・ユーザーは安心できない。これらの企業は厳しく処分すべきである。 」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20190412-00000071-jij-soci
というものです。
不正を行ってしまう企業体質に対して、人命にかかわる製品を購入する立場からこのような不正行為は許すことが出来ない。
また、安心して購入、使用することが出来ないという悲痛な思いが見て取れます。
他にも多くの意見が寄せられていますので、いくつか見ていきましょう。
「ってか、スバルがあれほどボコボコに炎上してるのを横目に今年1月まで続けていたのが凄いな。スバルの炎上っぷりを見て不安にならなかったのか?逆にそのメンタルが凄いと思うわ。(決して褒めてないよ) 」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20190412-00000071-jij-soci
「具体的な車種と年式の公表を。リコールの連絡も早めにお願いしたい。 」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20190412-00000071-jij-soci
「そもそもこの検査員の資格ってのどうにかした方がええんでは? 」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20190412-00000071-jij-soci
などなど、他の企業の悲惨な状況を尻ながら不正を行い続けた企業体質や、問題に対する根本的な対応の甘さについての意見、そして早く対応をしてほしいという切実な思いからの意見が多く見られます。
このような顧客に対しての裏切りともいえる行為が繰り返されると何を信じていいのか分からなくなってしまいますね。
今回のブレーキ制動検査に関わる不正は、全車種を対象に行われたと報告されていますが、詳細な対象となる個体については発表されていません。
スズキ自動車には、早急に詳細な状況の公開と、対象者への改善対応はもちろん、不正を行ってしまう体質の改善にも努めてもらいたいものです。
スズキ 200万台リコール ジムニーは?
スズキと言えば、一昔前に斬新なCMで話題を呼ぶなど、今でもコアなファンを持ち、昨年7月に20年ぶりのフルモデルチェンジが行われました。
ジムニーの売りと言えば、やはりCMからも見て取れる、悪路などの走破性といった、高い走行性能と言えるでしょう。
まあ、見た目も装甲車を彷彿させるようなかっこいいエクステリアとなっており、その人気から、発売と同時に売れ行きは絶好調で、納車まで数年待ちという状態が発生しているようです。
しかしながら、もちろんこの最新モデルは、不正が行われていた時期に発売した車両となっており、リコールの対象tなるか塗生が非常に高いと言えます。
熱狂的なファンが多い車種なだけに、今にもファンの悲痛な声が聞こえてきそうです。
スズキ 200万台リコール スペーシアは?
スペーシアと言えば、後席にパワースライドドアを備え付けており、広々空間を売りに、子供連れの家族や、主婦層をターゲットとした軽自動車です。
軽自動車でありながら家族でのお出かけでも不自由せずゆったりと過ごすことができ、スライドドアという快適性のを持つこの車種は非常に高い人気を誇る車種の一台です。
しかしながら、やはりこの車両も不正検査の対象となっている書ぬ制は大いにあります。
家族連れで旅行やお出かけ中にブレーキが利かなくなり・・・なんてことはそうぞうもしたくありません。
早く的確な対応を行ってくれることを切に願います。
スズキ 200万台リコール ハスラーは?
ハスラーと言えば、ももいろクローバーZの出演するCMが印象的な軽自動車です。
さすが鈴木と言えば軽自動車という、軽自動車似つ要因賞をそのまま表した一台と言えます。
軽自動車でありながら高い収納性やオフロード性能、また、遊び心満載のエクステリアデザインは、車好きや活発でアウトドア派な男性ユーザーも引き付けるものとなっています。
ハスラーも不正検査の対象となるのかどうかが気になるところです。
また、これはハスラーだけでなくスペーシアなどスズキの軽自動車全般に言えることですが、マツダのOEM車両であるフレアワゴン(スペーシア)やフレアクロスオーバー(ハスラー)等にも影響を及ぼす可能性が非常に高いと言えます。
スズキのユーザーのみでなくマツダの軽自動車ユーザーにとっても今後のスズキの動向が気になるニュースとなっています。
※4/18 リコール情報について追加情報がありました。
こちらの記事で紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。
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