真の「集中」とはなにか?没頭とリラックスのバランスが大切である。

ビジネスにおける集中力
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「集中」と聞いてあなたはどのような状態を思い浮かべますか?仕事や勉強、スポーツの場など様々な場面において「集中」はとても大きな力を発揮します。しかし、実際に集中しようと持ってもなかなか簡単なことではありません。

このブログでは、これまで集中力を高めるための方法を紹介してきましたが、そもそも「集中」どのような状態をいうのでしょうか。

今回は、このブログで言う真の「集中」について考えていきたいと思います。

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集中とリラックスの関係

集中とは、最高のパフォーマンスを発揮するために、一つのことに全神経を没頭させていることをいいます。ここで重要なのが、「一つのことに没頭している」ということです。

では、複数のことに力を分散している状態では、いかなる場合は集中しているとは言えないのでしょうか。答えは「YES」です。

人間の脳は、複数の複雑な処理に対して同時に処理することは出来ないようにできています。仮に複数のことを同時に行おうとしても、全く不可能ではありません。しかし、同時に行う処理の数が増えるほどに、集中力は分散されてしまい、決して最高のパフォーマンスを発揮できているとは言えません。

人は、複数の課題に対して、一つ一つ丁寧に没頭することで深い集中力を得られるようになっているのです。

複数の同意タスクが集中に与える影響や、優先順位を立てて課題をこなすことの重要性については、こちらの記事でも詳しく紹介していますので、是非ご覧ください。

「優先順位を立てて行動しよう。同時タスクに気を付ける。」

また、もう一つ重要なこととして、最高のパフォーマンスを発揮している最高の集中状態にあるとき、人は本当にリラックスした状態にあります。

短期的に集中して追い込みをかけるような場合には、応急処置としてエナジードリンクなどを利用してその効果を得ることは可能です。しかし、深く集中して、長時間継続的に集中するためには、心身ともにリラックスした穏やかな状態であることが重要と言えます。

集中とリラックスの関係については、こちらの記事でも同様に詳しく紹介していますので、そちらもぜひご覧ください。

「音と聴覚の関係、リラックス効果のある音で集中力を上げよう。」

「匂いでリラックス効果、集中力を高める方法を考えよう。」

「ガムを噛む。触覚を刺激して脳の疲れをリフレッシュしよう。」

真の集中状態とは・・・「没頭とリラックスの共存」

没頭している状態とリラックスしている状態、一見して矛盾しているように思いますが、実は共通点があります。それは「瞬き」の回数です。

人は何かに没頭しているとき、瞬きの回数が著しく少なくなります。たとえば、テレビゲームをしている時、集中していると目が乾くと感じた経験があると思います。1分間の瞬きは、集中しなくてもよい状態のときに対して集中しているときでは1/5まで回数が減少すると言います。

そして、人がリラックスしている状態のとき、こちらも瞬きの回数が減少する傾向にあるといいます。

例えば、仕事でベテランと新人の集中状態を比較すると、作業時間が長くなるほどにベテランは落ち着いて集中力を深めていくのに対し、新人はそわそわして一向に集中することが出来ないのです。そして人はそわそわと落ち着きがないときには、瞬きの回数も増えてしまうのです。

つまり「集中」とは、何かに没頭している状態と、リラックスして落ち着いている状態がバランスよく共存していることを言いいます。そして、このような状態のときに真に「集中」している状態と言え、最高のパフォーマンスを発揮することが出来るでしょう。

今回は、真の「集中」とはどのような状態をいうのか?ということについて考え、紹介しました。当サイトでは、他にも集中力を高める方法を多数紹介しています。是非あなたの集中にお役立ていただけたら幸いです。

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