スズキ 202万台リコール 続報 対象車種は? 日産やマツダ、三菱も?

時事
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先日発表されたスズキ自動車の完成検査不正問題によるリコールについて、以前この記事でも不正問題の概要について紹介したが、今日18日、不正問題によって全29車種、202万台がリコールの対象となることを国交省に届け出たといいます。

前回紹介したリコール内容に関する記事はこちらになります。

スズキ 200万台リコール 内容 ジムニー スペーシア ハスラーは?

併せてご覧ください。

そして、1度目のリコール届け出台数としては過去最多であるとともに、リコール費用は実に800億円に上るといいます。

この記事では、前回投稿したスズキ不正問題によるリコール情報の続報として、202万台リコールの対象となる車種情報についてまとめます。

軽自動車のOEMを多数行うスズキ自動車ですが、日産やマツダ、三菱の車も含まれるのでしょうか?

ひとつずつ紹介します。

Contents

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スズキ 202万台リコール 続報

前述のとおり、スズキ自動車が今回リコール対象として届け出たのは、全29車種、台数にして202万台です。

これまでのリコールの歴史を振り返っても過去最多の車種、台数となっています。

なぜこれほどの大規模なリコールとなったのでしょう?

それは、日本の軽自動車業界の実情に理由があります。

自動車業界には、OEM車というものが存在します。

本来OEMと言えば「Original EQuipment Manufacturing」の略で、他社ブランドの製品を製造することを言います。

しかし、自動車業界においては少々異なり、他社ブランドの完成車に自社ブランドのバッジをつけて販売することを表します。

OEMでは、開発費を抑えて沢山の車種を自社製品として市場に供給することが可能になるから、自社にない技術力が必要な製品の補填には非常にメリットが大きいと言えます。

そのかわりにOEM社は製造メーカーから購入して販売するために、販売メーカーでのもうけはそれほど大きくはならないデメリットもあるが、例えばマツダのように軽自動車を製造する技術を持たないメーカーでも軽自動車ユーザーを自社に引き込むことが出来るというメリットを考えればOEM社に頼るのも納得の理由といえます。

本題に戻りますが、基本的にOEMでは基本的には製造メーカーの車両をそのまま使用することが多い。

今回のようにスズキ自動車の完成検査で不正が行われてリコール対応となった場合、スズキ自動車の製造車種をOEM車として販売しているメーカーの該当車もリコールの対象となりうる可能性が大きいことになります。

スズキ自動車では、ワゴンR、ハスラー、スペーシア、ジムニーなど多くの軽自動車を他者へOEM供給していることから、各メーカーの車両もリコール対象となったことで規模が異常に拡大したと考えられます。

今回のスズキ自動車の不正によるリコール対応は、スズキ自動車のみでなく、自動車業界全体への大打撃と言えるでしょう。

スズキ 202万台リコール 続報 世間の反響は?

このニュースについて、ネットでは更なる反響を呼んでいます。

その中でも特に支持を集めている意見の一つに、

「ジムニーを注文しているが、先日ディーラーから電話があって、このたびのニュースでお騒がせして申し訳ない。しかし検査態勢だけの問題なので納車される車は心配ないので安心して欲しいと。まぁまだ1年近く待たないと新車は来ないらしいけど、ちゃあんと作った上で納品して欲しいわな。 」

引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20190418-00000066-kyodonews-bus_all

というものがあります。

「検査対象の問題であるから今後納品される車両には問題ない」という趣旨の知らせが届いたということであるが、それほど簡単な問題ではないのではないかと筆者は考えます。

今回にしても、今までのリコールや不正の問題を振り返るにしても不正を起こす企業というのはそのような企業体質となってしまっているとともに、スズキ自動車も昨年秋の問題を今回また繰り返したというのが現実です。

「不正を明らかにしたから今後は対応を改めれば問題ない」と簡単に言うが、このような企業体質はしっかりと発生の主要因脇らかにして問題解決を行わなければ、そう簡単に解決されるものではないのではないだろうか?

もしかすると今後も同じことを繰り返してしまうことも考えられます。

スズキ自動車には、なぜこのような不正が行われたのか?不正を行うに至る原因はどこにあったのかをしっかりと明らかにしたうえで、誠実に対応にあたってほしいと願います。

さて、ネットには他にも多数の反響が寄せられていますので、いくつか見てみましょう。

「販売店の負担が凄そう。おそらく安い工賃で請け負わされて。しかも連休前に。スズキの社員は10連休なんだろうね。。。」

引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20190418-00000066-kyodonews-bus_all

「とある製造業の安全教育に参加した時、「安全性を高めることは、生産性を落とすことである」と言っていた。これは作業員の事故についての話だったが、製品検査などにも同じことが言える。品質を上げるために手間をかければ、生産台数は減るのは当たり前。安全と生産性、両立するのが最良だが、それができないときは「安全」をとることを経営判断として常日頃から徹底していないと、結局は莫大な損失を被ることになる。 」

引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190418-00050221-yom-bus_all

「安全性に関する不正なんて完全に客を裏切る行為。リコールで済む問題ではない。返品させるくらいするべき。 」

引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190418-00050221-yom-bus_all

などなど、やはり今回の不正、リコール問題については重大な問題として捉えている意見が多く見られます。

また、これから10連休に入ることで、販売店に勤務される方への負担を心配する声も見られます。

スズキ 202万台リコール 続報 対象車種は? 日産やマツダ、三菱も?

ここからは、気になるリコール対象車種を、メーカー別に紹介していきます。

スズキ

ワゴンR

ハスラー

アルト

アルトラパン

MRワゴン

スペーシア

キャリイ

エブリイ

ジムニー

ソリオ

クロスビー

イグニス

スイフト

バレーノ

SX4

エクスード

キザシ

マツダ

フレア

フレアクロスオーバー

キャロル

フレアワゴン

スクラム

三菱

ミニキャブ

タウンボックス

デリカD:2

日産

NV100クリッパー

NT100クリッパー

NV100クリッパーリオ

モコ

以上、スズキ自動車の不正問題によるリコール対応の続報について見てきました。

実のところ筆者もマツダキャロルを愛車に持つマツダユーザーであったりしますので、このニュースには非常に気になっていました。

今後も何か続報があれば続報として紹介したいと思います。

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