【議論がずれるのはなぜか】「集中」が働き方改革を成功に導く

ビジネスにおける集中力
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このブログでは、「集中力」ということをテーマに様々な視点から、集中力はなぜ必要なのか?集中力を高めるのに効果的な方法について投稿をしています。

前回の投稿では、「なぜ今働き方改革を進める必要があるのか?」と、そのために重要となる「集中」と「健康管理」について紹介しました。「働き方改革」がどれだけ重要なことであるかは、前回の投稿でお分かりいただけたかと思います。

しかし、これだけ今後の日本にとって重要な意味を持っているにも関わらず、「働き方改革」の議論はしばしば論点がずれてしまっていると感じています。

今回の投稿では、「働き方改革」の論点がずれてしまう背景と、それを「集中力」が解決するということについて考えていきたいと思います。

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残業の対価について。集中とパフォーマンスの計測が重要。

ここ最近では、「プレミアムフライデー」という取り組みが実施されました。そしてゆくゆくは「残業ゼロ」を実現することが計画されています。しかしこの取り組みは賛否両論あるのが現実で、人によっては「休むための理由になっている」という指摘も上がっています。

もともとは社員の健康管理やプライベートの充実、会社としてはより効率的に成果を出して生産性を上げるための施策であるにもかかわらず、なぜこのような論点の相違が生じるのでしょうか?それは、働き方改革によって生まれる「結果」に対する着眼点の違いが大きな理由であると考えます。

多くの方は、おそらく「残業代」という点に着目し、「報酬」は働いた時間に対して得られるものという考えを持たれていると思います。もちろん現時点では、「残業代」は時間に対する単価で決定されているのでもっともな意見であると思います。

ただし、「働き方改革」の本来の目的は、より効率を上げて高いパフォーマンスを発揮することです。「報酬」に対する考え方を、「時間」から「成果」にシフトする必要があるのです。この考え方をなくして「働き方改革」を真に成功へ導くことは出来ません。「報酬」を成果重視にシフトするといっても、時間外労働である「残業時間」を全く考慮しないで経営を行うことはできないでしょう。そして、この考え方のシフトによって次のような問題が発生することが考えられます。

成果は最終的なアウトプットで計測できますが、残業時間に代わるパフォーマンスはプロセスにおける計測が出来ないと目的を果たせません。

出典:日本能率協会マネジメントセンター 「集中力 パフォーマンスを300倍にする働き方」井上一鷹

これまでは仕事のパフォーマンスを図る指標がないために、「時間対価」で賃金が決められてきました。しかし現在では、集中力の度合いを可視化する技術の研究が行われているようです。

そして、一人一人のパフォーマンスを把握する取り組みもなされているようです。この取り組みでは、時間軸の削減だけを議論するのではなく、パフォーマンスも評価します。そこから生産性が低い場合を知ることで削減すべき残業をしっかりと削減します。

集中できる環境とは。曜日で集中力が変化する。

また、生産性が高い場合を学ぶことで、定常的に高いパフォーマンスを発揮できるよう環境を整えることが重要です。

また、曜日も人の集中を大きく左右していることが分かっています。詳細には、月曜日と金曜日は人の集中力は低下気味であるようです。これには、「休み明け」と「休み前」であることが影響していると考えられます。

逆に水曜日は集中力が上がりやすいというデータもあるようです。「水曜日は集中しやすい」という結果のみを見ると、「ノー残業ディ」であることがもったいなく感じられるかもしれません。しかし、「なぜ集中することが出来るのか?」を考えてみると、「この日は定時で帰る」という意識があるからこそ集中することが出来ているのではないかということも見えてきます。

人によって集中できる状況に違いはあっても、このように人には集中することが出来る状況や環境があるということがわかれば、その後の対策も取りやすくなります。今の働き方改革は、「決められた同じ日にみんなで休む」という取り組みが多いですが、個人が自分のタイミングで自由に選択できるように環境を整えられれば、「働き方改革」の目的である「生産性の向上」もより現実的なものになるのではないでしょうか?

さて今回は、「働き方改革」の論点がずれてしまう背景から、その問題を「集中」が解決してくれるということ、そして人にそれぞれ集中することができる状況や環境があるということについて紹介しました。次回の投稿では、なかなか「働き方改革」が進まない背景から、集中力の価値について考えていきたいと思います。次回の投稿もぜひご覧ください。

 

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