日々の振り返りは、目標達成に向けて非常に大切な習慣の一つです。日々の自分を振り返り、明日の目標を決めることで、明日の集中の原動力にもなりえるのです。
今回は、日々の振り返りと集中力の関係を考えたいと思います。そして日々の振り返りによって集中力を高める方法について紹介します。
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明確な目標が集中力の原動力になる。
目標があると人はそれに向けてもっと頑張ろうと思うことが出来ます。その目標が明確であるほどにその効果はさらに大きなものになるでしょう。
「明確」にというのは、数値的に、定量的に判断することが出来るということです。たとえばダイエットをするとします。ただ痩せたいと思うだけではなく、「何kg痩せる」と決めることで、目指す場所が決まり、より目標に向けて努力しようと思うことが出来ます。そして、さらに毎日目標到達度を計測することで、現状と目標のギャップを把握することが出来、次の日の目標設定がしやすくなるとともに、進捗、成果を実感することでやる気の向上につながります。
目標の立て方については、こちの記事でも詳しく紹介しています。まだの方は是非ご覧ください。
「計測する」ことでギャップを把握する、進捗と成果を実感するということが非常に重要です。人はデータを見て振り返りを行うことで、自然とやる気が湧きます。「ダイエット」を「集中する」ということに置き換えると、日々の集中できた時間を計測し、レコードキープしてみましょう。そうすることで、「今日は何時間集中することが出来た」「昨日よりも何時間多く集中する時間が長くなった」という振り返りから、自身の成果を実感することが出来、「集中力を高める」ということに対するモチベーションを強化することが出来ます。
集中効果を3倍にする方法
また、日々集中力を高めるために行った工夫はメモ帳に記録しておくようにします。興味深い話の一つとして、「その人が一流であるかの違い」は、成果が出たときの場面、成果がでなかったときの場面、その時の状況を詳細に説明できるかどうかにあるといいます。なぜ成果が出たのか、反対に何故成果が出なかったのかを理解していることで、次の場面での集中のシュミレーションを行うことが出来ます。これは、集中の「実践」、「復習」、「予習」を行うということで、三回集中の体験をしたことと同じ効果を得ることが出来、自ずとスキルが上がり、日々集中力を高めていくことが出来るようになるのです。
今回は、集中力を高めるための習慣・方法として、日々の振り返りと集中力の関係について考えました。是非あなたが毎日どれだけ集中状態を得ることが出来たかを数値的に振り返り、日々の集中力の向上に生かしていただけたらと思います。
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