前日産自動車の会長であった「カルロスゴーン」被告が金融商品取引法違反の罪で起訴された事件について17日、東京都在住の男性が西川社長を刑事告発したが、東京地検特捜部が不起訴処分にしたことが分かり話題となっています。
この記事では、日産自動車の西川社長が不起訴処分となった話題について、逮捕されたのか!?なぜ起訴されたのか?についてまとめます。
あわせて、ゴーン被告に一部関与したことが関係しているということで、ゴーン被告が何をしたのか?ということについても見ていきます。
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日産・西川社長 不起訴処分 逮捕されていた!?
17日、関係者からの話によって、日産自動車の西川社長が東京都在住の男性によって刑事告発されたが、東京都地検特捜部が不起訴処分にしていたということが分かり話題です。
なんでも、日産自動車の元会長である「カルロスゴーン」被告が起訴された事件に一部関与していたことが主張されているといいます。
詳しくは、西川社長はカルロスゴーン被告の虚偽の報告書を認識していたといい、さらには虚偽の報告書に記載のなかった報酬はゴーン被告の退任後に支払うという合意の書面に西川社長の署名があったのだといいます。
西川社長は刑事告発されるも、不起訴処分に終わったっことで逮捕されるまでには至っていませんが、まだまだ話題を呼び続け終息を見せない日産自動車の問題に今後の展開が注目が集まります。
日産・西川社長 不起訴処分 世間の反響は?
日産自動車の西川社長が不起訴処分になったという話題について、ネットでは多くの反響を呼んでいます。
その中でも特に支持を集めているもののひとつとして、
「ますます日産は落ちていくでしょうね。株価下落や業績低迷など今後歯止めが効かないよ。ルノーと統合したところで、西川氏がいては何も変わらないし会社の膿を出しきらない限りは未来はないでしょう。そのうち裏で中国系のICBウォレットみたいと詐欺をしてましたwなんてことも出てきそうなだね。。。 」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20190517-00000049-kyodonews-soci
というコメントがあります。
今回の事件で日産自動車のイメージは大きく悪化していますが、これによる株価の下落や業績低迷は止められない。
西川社長が続投するなら未来は内だろうというコメントとなっています。
また、ネットではほかにも多くのコメントが寄せられています。
「法的には問題なしと司法は「司法取引」で減免したのだろうけど、知っていながら今まで不正告発をしなかった会社経営上の道義的責任は大きい。何れその対価は払われる日が来るだろう。な~も知らなかった日産従業員が哀れだ。株主はどう動くのか注視。 」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20190517-00000049-kyodonews-soci
「結局、ゴーン氏すら退職した後に数十億貰えたらいいなという秘書の覚え書きが見つかっているだけで、ゴーン氏が着服したものはない。事件が発生していないのに捕まえられないだろ。問題は、この社長がクーデター起こして、ゴーン氏を逮捕したが何も有罪にするものがないだけ。日本の社長がアホ過ぎて日産が数兆円の赤字を出したものをルノーとゴーン氏が穴埋めしてくれたのに、その立役者をクーデターで陥れた結果、また日産が、赤字体質に戻ったというだけの話。ただこらからゴーン氏を逮捕させたが何もないでは検察の顔が立たないからクーデターを起こした社長が訴えられるかもな。 」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20190517-00000049-kyodonews-soci
「一度潰れた日産のDNAがしっかり残っていたのでしょう。ゴーンさんの裁判の中で現経営陣の課題が浮きぼりになり、それからまた告発されるかもね。ゴーン事件の裏側は深い闇の中。どこの誰が、どういう狙いで動いたのか。平成最後の怪事件ですね。 」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20190517-00000049-kyodonews-soci
などなど、不起訴となったものの、西川社長の責任は重大であるという声と共に、この事件の闇は深いというコメントが多く見られることとなっています。
また、
「司法取引ってこういう使い方をするための制度か?企業内の権力争いに司法を利用した、など恥ずべき前例である。 」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20190517-00000049-kyodonews-soci
「西川さんが主犯なので司法取引の対象にならないはず。検察がおかしなことしてますね。検察審査会対象案件ですね。強制起訴させるべきでしょう。 」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20190517-00000049-kyodonews-soci
など、この事件が日産自動車の権力争いとみられており、主犯とも言われる西川社長が優位に立っている司法の現状を批判するコメントも見られます。
まだまだ大きな闇が潜んでいるように見え得る、この事件の展開が気になりますね。
日産・西川社長 不起訴処分 ゴーン被告に一部関与!?
さて、今回西川社長が起訴されたのは、金融商品取引法違反の罪で起訴されたゴーン被告に関与していたからだと言われていますが、ゴーン被告はなぜ起訴されたのか、この事件について見ていきたいと思います。
カルロスゴーン被告といえば、一時は多額の負債を抱えていた日産自動車の経営をV自回復させた、いわば日産自動車の恩人ともいえる存在です。
しかし、そんなゴーン被告が昨年末11月に逮捕されます。
ゴーン被告が逮捕されるに至った容疑は2つです。
一つは有価証券報告書の虚偽による金融商品取引法違反の容疑、そしてもう一つが、会社法違反・特別背任容疑というものです。
もし容疑が金融商品取引法違反のみであれば、日産自動車の総務部も関与していることから実刑にはならないとされていましたが、12月に会社法違反で再逮捕されたことで、今後実刑を含めた展開が予想されています。
なんでも、ゴーン被告はリーマンショック後に日産自動車とは無関係の個人契約による取引の損失約18億円を日産自動車の試算に付け替えたのだといいます。
ゴーン被告は「日産自動車に損害は与えていない」と言っていますが、他にもこの損失補填に協力した人物への謝礼16億円にも日産の資産を使用したという疑いがあり、厳しい展開が待っていることは間違いないとされています。
ただし、この事件は日産自動車の権力争いであるともささやかれており、西川社長がゴーン被告を陥れるために仕組んだものではないか?とも言われています。
さらにはそれに検察や司法も手助けしているということで、平成最後の闇深い事件となっています。
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