来春の運用開始に向けて貯水試験を開始していた八ッ場ダムが、台風19号の影響で水位が急上昇!?
既に満水まで10mに迫る!?
利根川を救った!?真相と験湛水とは!?
Contents
八ッ場ダム 水位急上昇がヤバい!!
来春から運用開始を目標として10月1日から貯水試験を始めていた八ッ場ダムが、台風19号の大雨で水位が満水の10m手前まで急上昇したことが分かり話題となっています。
国土交通省によると、満水時の水位が標高583mであるのに対して、13日午前5時時点で標高573.2mまで水位が上昇していたと言います。
八ッ場ダムは運用開始に向けて試験湛水と呼ばれる手順を行っていました。
当初はダムを満水にするまでに3~4か月必要であるとされていましたが、台風19号の影響で既に満水となってしまったことから、このまま「水位維持の操作に移る」ことが発表されています。
八ッ場ダム 水位急上昇 利根川を救った!?試験湛水とは!?
ダムの水位が急上昇して話題となっている八ッ場ダムですが、話題を呼んでいる理由は単にダムが満水になったからということだけではありません。
なんとこの八ッ場ダムが、台風19号が日本列島を襲ったこのタイミングで試験湛水を行っていたことで、利根川を救ったということが話題の大きな理由となっているのです。
八ッ場ダムが利根川を救ったという真相と、試験湛水とは一体どのような試験なのでしょうか?
一つずつ見ていきます。
試験湛水とは!?
試験湛水とは、完成したダムを本格的に運用し始める前に、ダム本体の基礎基盤や周辺の山の斜面などの安全性を確認するために行われる工程であり、一度ダムを最高水位まで貯めたのちに一日1mずつ水位を下げ、最終的に最低水位まで下げていきます。
これにより、漏水状況の確認や、地滑り対策の個所をチェックするなどの作業が行われることとなっています。
八ッ場ダムの試験湛水が利根川を救った!?
八ッ場ダムで行われていた試験湛水が利根川を救ったということが大きな話題となっていますが、一体どういうことなのでしょうか!?
10月12日から翌日13日にかけて、日本列島では台風19号が直撃し、猛威を振るいました。
関東地方では多くの河川が氾濫し、洪水被害を受けた地域も数多くあります。
もちろん利根川も台風19号の大雨によって氾濫の一歩手前まで水位が上昇することとなりました。
八ッ場ダムはもともと2015年に完成して運用される計画で建設されていたダムですが、政権の事業仕分けなどの問題に直面して運用開始が2020年に延長されていました。
この運用に向けて2019年10月1日から試験湛水が開始されていたのですが、今年最強と言われた台風19号が日本列島を襲う直前にダムそのものが完成し、試験湛水を開始したこのタイミングが非常に良かったのです。
八ッ場ダムが完成して水位の低い状態から試験湛水によって水位を貯める工程が行われていたからこそ、八ッ場ダムによって上流の水が塞き止められ、利根川に流れ込む水を減少させることができました。
結果として、利根川はぎりぎり氾濫を免れることが出来たのです。
逆に言えば、八ッ場ダムが完成しておらず、上流の水がそのまま利根川に流れ込んでいれば、利根川は今回の台風19号で他の多くの河川と同じく氾濫していた可能性があるのです。
これによって、八ッ場ダムは利根川を救たっとして話題を呼ぶこととなっているのです。
八ッ場ダム 水位急上昇 世間の反響は?
八ッ場ダムの水位が急上昇し、さらに試験湛水で利根川を救ったことについて、世間では非常に大きな反響が巻き起こることとなっています。
その中でも、
「試験湛水中に一気に水溜め込んで大丈夫かとも思うがこのダムがなければ下流域の被害がさらに大きくなっていたのは間違いない。この結果を見れば旧民主党の政策は間違いだったと言わざるを得ない。」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191013-00050060-yom-soci
「おいおい、もっと伝えるべきことがあるだろう。このダムが利根川の氾濫を防いでくれたということを。このタイミングで試験湛水だったことに感謝します」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191013-00050060-yom-soci
「どっかの政権が事業仕分けで無駄だと言って一時工事中止、自治体の説得で三年後にようやく再開して工事を遅らせてギリギリ完成したこのダム。本当に間に合って良かったし、テストなしでのブッツケ本番だから今後が心配であるが、頑張ってほしい。この貯水量が一気に川に流れていたかと思うとゾッとするわ。今の政権も良いとは思わないが、本当悪夢の政権でした。」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191013-00050060-yom-soci
「八ッ場ダムだけでなく、スーパー堤防・スーパーコンピューターを事業仕分けした党がありましたっけ。その後、東日本大震災等天災にでスパコンが威力を発揮したのは周知の事実。今回も荒川を始めとした一級河川の住民を危険に晒しましたよね?何か言うことはありますか、レンホーさん!」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191013-00050060-yom-soci
「昨日、栗橋などで利根川がギリギリだった。このダムがこのタイミングでできていなかったら大惨事だった可能性が高いと思う。」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191013-00050060-yom-soci
「ダムがなければ流域一帯は水浸しだったでしょうね。どの党とは言いませんが、建設に反対していた人たちに百年の計を任せられないことがはっきりした。」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191013-00050060-yom-soci
「利根川が決壊しなかったのは、いずれどこかの研究者が台風19号の八ッ場ダムの有り無しで下流の洪水状況のシュミレーションしてくると思いますが。八ッ場ダムのおかげと言っても過言では無いと思います。つくづく民主党政権でなくて助かったと私は思っています。」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191013-00050060-yom-soci
「間に合って良かった。工事を止めた奴はどこのどいつだ。」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191013-00050060-yom-soci
などなど、世間ではこのタイミングで完成していた八ッ場ダムに感謝の声が数多く上がることとなっています。
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