「年末ジャンボ宝くじ」の抽選結果発表を年の瀬12月31日に控え、世間では手に汗握る人も多い中、近年では宝くじの売り上げ低迷が叫ばれていると言います。
この記事では、総務省OBで「ナンバーズ」の導入にもかかわった兵庫県知事も苦言を呈した宝くじの売り上げ低迷の理由について、兵庫県知事の苦言の背景と共に調べて紹介します。
Contents
宝くじ低迷 理由がこちら!
毎年恒例で、一獲千金を求めて手に汗握る「年末ジャンボ宝くじ」!!
近年では賞金の高額化が進み期待値も高まる中で、一方では売り上げが低迷していることでも大きな話題を呼ぶこととなっています。
宝くじの売り上げについては、平成17年度に1兆1047円を記録してピークを迎えていますが、その後は毎年減少の傾向をたどっていると言います。
そしてついに平成24年に売り上げが1兆円を下回ると、一昨年平成29年度には7866億円と、20年ぶりに売り上げが8千万円を下回ってしまったのだと言います。
宝くじはその売り上げが「社会貢献」を目的として運営されており、地方の財源確保に幅広く活用されています。
そんな中で宝くじの売り上げが低迷していることは、地方の欠かせない貴重な財源が失われることにつながり、重大な課題として問題視されることとなっています。
宝くじ低迷 理由 兵庫県知事も苦言の背景がヤバい!
売り上げの低迷が問題視されて大きな反響を呼ぶ宝くじですが、これに対して総務省OBで「ナンバーズ」の導入にもかかわった兵庫県知事の井戸敏三知事が苦言を呈したことでさらに話題を呼んでいます。
ここからは、兵庫県知事の井戸敏三知事が苦言を呈したその内容と背景、あわせて売り上げ低迷に対する宝くじの打開策について見ていきます。
兵庫県知事も苦言の内容と背景がこちら!!
毎年売り上げが低迷していることで悩む宝くじに対して、総務省OBで「ナンバーズ」の導入にもかかわった兵庫県知事の井戸敏三知事が売り上げ低迷の理由について苦言を呈しています。
井戸敏三知事が語るのは、宝くじが「当たらないからだ」ということで、近年では賞金の高額配当かに伴って当選本数が減っていることで、実質的に当選者数も減り「当たらない」という批判が殺到していることに原因があると問題視しています。
また、還元率が5割に満たないことも見直すべき問題の一つであると指摘することとなっています。
井戸敏三知事も苦言を呈す通り、当たらないことで売り上げ低迷する宝くじとは対照的に、競馬や競艇などの売り上げは平成24年以降増加の傾向をたどっていると言います。
このような背景からも、宝くじの売り上げ低迷はやはり「当たらないこと」が原因であることが分かることとなっており、早急な打開策が求められることとなっています。
宝くじ低迷に打開策がこちら!!
売り上げ低迷で悩む宝くじですが、昨年平成30年以降、運営はネット販売のスタートや窓口1店舗につき3種のスクラッチくじを取り扱う「多併売化」を進めることで購入者のニーズに答えて売り上げ回復を目指す打開策が取られることとなっています。
また芸能界では、人気アイドルグループの「Kis-My-Ft2」のメンバーが出演する冠番組で宝くじを継続的に購入する企画が打ち出されることとなっており、これによって一時宝くじの売り上げが3割近く増加する効果も見られたのだと言います。
このような売り上げ回復への動きがみられる中で、昨年平成30年度はこれまでの売り上げ現状に待ったをかける形で売り上げ12.4%増を果たすこととなっており、今後の宝くじの売り上げの動向に大きな注目が集まることとなっています。
宝くじ低迷 理由 世間の反響がこちら!!
宝くじの売り上げ低迷が問題視される中で、世間では様々な反響が巻き起こることとなっています。
その中でも特に、
「年末ジャンボなんて、1等の当選確率が2000万分の1という超低確率。10枚買っても200万分の1。買わなきゃ当たらないというが、買ってもまず当たらない。それを若者はわかっているから買わない。You Tubeでも何百万円分買ったけど1等は当たらなかった、還元率も悪い、みたいな動画けっこうあるしね。身近にも「どうせ当たらないから宝くじは買わない」という若者がいる。若者は冷静だよな。」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191230-00000521-san-bus_all
「当選金額を大幅に下げる代わりに当選本数を大きくアップさせたら良いのに。換金の手続や事務作業は膨大なものになるだろうがその方が幸せを感じる国民は間違いなく増えるし消費もこれまで以上に活発になって結果的に日本経済も微量ではあるが改善すると思うけどね。」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191230-00000521-san-bus_all
「定年まで上場企業でサラリーマンとしとて働いた場合、生涯年収は2~3億円程度と聞いたことがあります。なのでこれを超える金額であれば普通の生活では使い切れるものではなく、そういう意味では私たち庶民には3億でも10億でも価値にそれ程の差は無い様に思います。それよりも当選金額を下げて当たる人の数を増やして頂いた方が夢が有って良いと思います。」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191230-00000521-san-bus_all
「胴元が取り過ぎるから。競馬が20~25%なのに宝くじが50%。この東電の必ず儲かる総括原価方式や、NHKの強制徴収や、この胴元のボロ儲け50%など、公営もしくは公営もどきはろくなもんじゃない。」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191230-00000521-san-bus_all
「2億あれば生涯暮らせるのに、6億、10億とか言われてもそこまで無くてもいいんだよね。当選確率を上げてくれた方がありがたい。」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191230-00000521-san-bus_all
「そもそも、当たらないし、還元率悪いし携わっている団体の給料が高いので、事業仕分けで批判を浴びていたし良いところが無いと思う。」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191230-00000521-san-bus_all
「当たらない宝くじ買うより、その分、外食したがよい。世の中宝くじにお金を使える人が減ったのだと思う。運営者さん、庶民に交際費はございません。おそらく、携帯電話の普及で通信費が増えたからかもね。」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191230-00000521-san-bus_all
「「誰」に当たるかも、分からないし。あと期待値計算したら、家族に美味しいもの食べさせた方が長期的に幸せになると思うから。」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191230-00000521-san-bus_all
などなど、やはり世間でも「宝くじは当たらない」という声が多く、「もともと高額すぎる賞金をさらに高額にしても庶民的には価値に差が感じられないため、賞金額を下げてでも当選確率を増やしてほしい」という声が数多くみられることとなっています。
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