集中力を高めるために、適度にな休息が必要であるということはこれまでの投稿でも幾度となく述べてきました。とくにこちらの記事には、休息の有効性について紹介していますので、あわせてご覧ください。
休息をとることにおいて、ただ休むのではなく、集中力を高めるため、仕事でパフォーマンスを高めるために思い切って休むという「攻めの休息」という考え方があります。今回は、より集中力を高めるための「攻めの休息」について考えていきたいと思います。
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運動を取り入れてストレスを軽減する。
最近では出勤前や退勤後に、ランニングや事務で筋トレをする方が増えていると言います。運動することでストレスが軽減され、脳に良い影響を与えるということが注目され打つあるのです。
特に有酸素運動が効果的です。出勤前や退勤前のみでなく、昼休憩などの比較的まとまった時間の取れる時間には、ウォーキングのような手軽に取り組める運動を実践してみましょう。運動によって心身の安定や安らぎをもたらす神経伝達物質「セロトニン」が分泌され、リラックス効果を期待することが出来ます。
思い切って昼寝を取り入れよう。
近年「昼寝」の有効性がメディアでも取り上げられて話題となりました。中には、積極的に昼寝を行う時間を取り入れている企業もあります。
昼寝を行うのは昼食後など、午後の15~30分程度が効果的です。
積極的に昼寝を行うことで、普段の睡眠不足の解消や、疲労回復の効果が見込めることはもちろんですが、起床後の脳を活性化させて記憶力・集中力を向上させることが期待されます。たった15分から30分の昼寝で、午後からも集中力を低下させることなく、最高のパフォーマンスを発揮することが出来るのです。
ただし昼寝がいいといっても、30分以上の長時間にわたっての昼寝は逆効果となります。人の睡眠は、30分以上経過すると深い眠りに入ってしまうため、起床後に疲労感を感じてしまいます。また、目覚めも悪く、脳の活性化を妨げることになってしまうので注意が必要です。
また、睡眠と集中力の関係についてはこちらの記事でも詳しく紹介していますので、是非ご覧ください。
今回は、集中力を高めるために積極的に「攻めの休息」を取ろうということについて考えました。運動と昼寝は脳機能の向上と心身のリラックスに非常に効果的です。是非今回紹介したことを活用して頂き、より集中力を高めていただけたらと思います。
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