国民の祝日「体育の日」が今年で最後を迎えた!?
来年からは体育の日は無くなる!?
体育の日の由来と、来年以降名前を変えて登場する「スポーツの日」とは!?
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体育の日 最後を迎える!!
毎年10月の第2月曜日に国民の休日として定められていた「体育の日」が、2019年10月14日に最後を迎えました。
これは、昨年2018年6月20日に公布された国民の祝日の法律を一部改正する法律によるもので、来年以降はこれまでの「体育の日」から「スポーツの日」へと名前を変えることとなります。
また、再来年以降は同じく10月の第2月曜日が「スポーツの日」となりますが、来年のみ東京オリンピックの開会式が開催される7月24日に「スポーツの日」が祝日としてあてられることとなっています。
体育の日 最後 そもそも「体育の日」の由来は!?なぜ名前を変えたのか!?
今年で最後を迎えた「体育の日」ですが、そもそも「体育の日」をは何のための祝日なのでしょうか!?
その由来とは一体何なのでしょうか!?
また、何故来年以降「スポーツの日」に名前を変えることとなったのでしょうか!?
「体育の日」って何の日!?その由来とは!?
国民の祝日として定められ、何気なく祝日だからと休んでいた人も多いであろう「体育の日」。
筆者である私自身も「体育の日」がそもそも何のか、今回の名前変更が話題となるまでは意識したことがありませんでした。
「体育の日」は1966年に誕生しました。
「体育の日」という祝日が定められたのは、1964年10月10日に開催された東京オリンピックの開会式を記念することが目的でした。
今では10月の第2月曜日が「体育の日」として定められていますが、2000年以前は、東京オリンピックが開催されたのと同じ10月10日を「体育の日」として定められていました。
そもそも東京オリンピックの開会式が10月10日に選ばれたのは、過去の日本の歴史の中で、最も晴れであった日が多く、雨の降る確率が非常に低い日であるという理由からでした。
そしてこの日を、毎年東京オリンピックが開催されたことを記念するとともに、よりスポーツに親しみ、健康な心身を培うための日として祝日に定めることとなったのです。
「体育の日」から「スポーツの日」へ!!なぜ名前を変えるの!?
よりスポーツへ親しみ、心身を培う日として定められた「体育の日」ですが、「体育」というとどうしても学校教育で使われる「体育」という強化が思い浮かぶことでしょう。
最近では学校教育の「体育」でも、生涯にわたってスポーツに親しみ、豊かなスポーツライフを実現するための資質や能力を学ぶことを目的とした教育内容に変わってきていると言いますが、それでもやはり「体育」というと、体を鍛えるためのハードな体作りや運動が思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか?
このようなイメージの強い「体育」という言葉から脱却し、新たに「スポーツ」という言葉を使うことで、「これまで以上にスポーツを楽しみ、他社を尊重し強調する精神を養い、健康で活力ある社会を実現しよう」という趣旨のもとに改正が行われることとなったのです。
そして、来年2020年7月24日からはには、2度目の東京オリンピックが開催されることとなっています。
この機会を機に名前を変更することで、より国民がスポーツに親しむ機会が増えることが期待されることとなっているのです。
体育の日 最後 世間の反響は!?
体育の日が2019年10月14日で最後を迎えたことについて、世間では非常に大きな反響がおこることとなっています。
その中でも、
「体育の日をスポーツの日に変える意味が解らない。それよりも、時代に合わなくなった法律がたくさんあると聞きますが、そっちを改正すべきなのではないでしょうか。」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191014-00010003-bfj-spo
「別に体育の日で良いだろう。ここは日本だし。来年も体育の日は残しで普通に五輪開会式は特別に休日にしたらいい。」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191014-00010003-bfj-spo
「変える意味が分からない。他にやる事山ほどあるでしょう?来年は10月の休み無くなるし。体育の日は体育の日で残してオリンピックに合わせた特別な休みを設ければ済む話。何なら昔みたいに日程固定でもいいくらい。」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191014-00010003-bfj-spo
「「体育」っていう包括的な響きが良かったのに。なぜスポーツと限定してしまうのか。」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191014-00010003-bfj-spo
「名前を変える必要はあるのですか?そんな事を議論する時間があった事に凄く驚いています。もっと大事な事があるでしょうに。」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191014-00010003-bfj-spo
「成人の日もあれもこれも、日か決まっててはじめて有り難みというかみんなが共有して祝える祝日だと思ってますが、毎年日が変わる。おかしなものです。スポーツと体育、なんか変える必要あるんでしょうか?では体育の授業をスポーツにします?おかしいですね。もっと早く法律変えていかなくちゃいけない事あるでしょ?通名廃止とか少年法とか。」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191014-00010003-bfj-spo
「そうだね、体育の日は身体を動かそうよという感じになるが、スポーツの日だと競技の意味合いが強くて身体動かすことが希薄化するなあ」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191014-00010003-bfj-spo
「「sports」って日本語だと「競技」に当たる言葉なので所謂eスポーツも含めるんだけど、晴れの特異日だった10/10を東京五輪開会式の日にしたから、と言う元々の経緯から考えると、「体育の日」の意味するところが結構遠くに来てしまったなぁ、と言う気がする。eスポーツも込みで何かしらの競技イベントをするとかってのが定着してるならスポーツの日でも良いのかもと思うけど、まだそう言う状況じゃないよなぁ。どう考えても。やっぱり変えることに何の意義も意味も見出せないよ、これ。」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191014-00010003-bfj-spo
などなど、法改正の意図とは反して「ただ名前を変えることに意義が見いだせない」という声が多く見られる中、他にも「もっと話し合うべきことがあったのでは?」といった声や、「むしろ「体育」のほうが親しみやすかったのに」などなど、今回の名前の変更には否定的な声が多く寄せられることとなっています。
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