5月24日、日本マクドナルドが、消費者庁から課徴金納付命令を受けていたことが分かり話題となっています。
なんでも、この課徴金納付命令は「景品表示法」によるもので、マクドナルドが販売していた「東京ローストビーフバーガー」が整形肉を使用したものであるにもかかわらず、宣伝が誇張であったとし、2171万円の課徴金を求めたというものです。
この記事では、マクドナルドが整形肉の「東京ローストビーフバーガー」で誇大広告をしたとして、課徴金命令を受けたことについてまとめます。
また、同時に話題のマクドナルドが宅配可能!!ということについても紹介していきます。
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マクドナルド 課徴金命令 東京ローストビーフは成形肉!?
24日、日本マクドナルドは消費者庁から課徴金納付命令を受けました。
その内容は、以前「マック×マクド」企画でマック軍のメニューとして販売されていた「東京ローストビーフバーガー」について、CMや店内ポスターで、「しっとりリッチ」や、「ローストビーフ」という売り文句とともに、ローストされた牛赤身をスライスする映像を流していたといいます。
このCMを見た消費者は、あたかも本物のローストビーフが使用されているものと錯覚してしまいますが、実際にはブロック肉を切断・結着加工した成形肉であったといい、消費者庁は、「実際の商品より著しく優良であると示して不当に顧客を誘引するものである。」とし、不当な誇大広告であると言及。
これを「景品表示法違反」として日本マクドナルドに、消費者への周知や再発防止を求めました。
不当な表示で「景品表示法違反」となった場合、対象商品の売り上げの3%の課徴金が課されることとなっています。
今回日本マクドナルドに課せられたのは2171万円ですので、問題の商品では約7,2367万円の売り上げがあったことになります。
課徴金は消費者への返金を行えば減額されることになっていますが、今回日本マクドナルドは返金を行わなかったため、2171万円の課徴金を消費者庁へ納付することとなります。
ちなみにこの課徴金制度は2016年に新たに制定されたもので歴史の新しい制度となっています。
実際に適用されるのは2017年に燃費不正問題を起こした三菱自動車に次いで2度目であるといいます。
マクドナルド 課徴金命令 世間の反響は?
日本マクドナルドが消費者庁から課徴金納付命令を受けたことについて、ネットでは大きな反響を呼んでいます。
その中でも特に支持を集めているものひとつとして、
「せっかく好調に転じたのに、これは衛生問題より悪質。やっぱりマックはマック。お値段なり。 」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20190524-00000045-asahi-bus_all
というコメントがあります。
新たな企画を次々に打ち出し、好調を見せていたマクドナルドですが、今回の問題悪質であると残念がるコメントとなっています。
マクドナルドということでリーズナブルな価格設定で、本物のローストビーフを使用することなどは出来ないでしょうが、それでも問題の広告のように、あたかも本物を使用しているかのようなうたい文句を使用することは、売り上げのための悪質な宣伝と言われても仕方のないことでしょう。
また、ネットではほかにも多くのコメントが寄せられています。
そのなかでもやはり、
「騒動以来利用してませんが正解でした。喉元過ぎればなのか、根本がダメなのかは分かりませんが他にもたくさん選択肢はあります。おそらく二度と利用しません。 」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20190524-00000045-asahi-bus_all
「値段が値段なんだからそこは言わなくてもわかるだろうって思うんだけど、不当表示ではありますよね。何よりも美味しくないのが一番問題なんでは?」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20190524-00000045-asahi-bus_all
「今度は致命的。マクドの商品は信用できません。もちろん、もうお店にはいきませんが。」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20190524-00000045-asahi-bus_all
「マックは以前も同じように騙して課徴金を払ったのに懲りてないんだね。」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20190524-00000045-asahi-bus_all
などなど、激しい批判と共に、「もう利用しない」という、明らかに信用を失っていることが分かるコメントが多く見られます。
なかには、
「昭和のころには、果たしてこんなのあったかなぁ。 マクドには当初、けっこう高級感があったのですが。ここんとこ名前を聞くと、坂道を転がり落ちるような話が多い。なので行きません。 」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20190524-00000045-asahi-bus_all
というように、当初は高級感のあるいいお店だったという、「期待していたのに」と残念がるコメントも見られ、これからマクドナルドがどのように挽回していくのか、注目が集まります。
マクドナルド マック宅配可?
さて、なんとあのマクドナルドが宅配可能であるというのですが、皆様ご存知でしょうか?
ここからはマクドナルドが採用して話題の宅配サービスについて紹介していきます。
宅配サービスの名前は「McDelivery」と「UberEats」の2つ。
2通りの注文方法によって、2つの宅配サービスが存在しています。
一つずつその詳細を見ていきましょう。
McDelivery
「できたてをもっと、いつでも、どこへでも。」のうたい文句の元、朝の7時から夜23時まで受付するこのサービスは、1,500円以上の注文で宅配可能となっています。(朝マックは1,000円以上)
宅配手数料が300円かかりますが、スマートフォンで専用アプリをダウンロードすれば、いつでもどこでもマクドナルドのハンバーガーを楽しむことが出来るのはとても嬉しいサービスとなっています。
宅配可能な注文可能額に下限が設定されていますので、複数人で利用する際に便利なサービスと言えるでしょう。
UberEats
「Uber Etasならハンバーガー1個からでも注文可能!」といううたい文句で展開されるもう一つの宅配サービス「UberEtas」では、そのうたい文句のとおり、注文金額に制限はなく、いくらからでも宅配サービスを利用することが出来ます。
こちらは朝の9時から夜の24時まで受付を行っており、「ちょっと小腹がすいたな」という時にも手軽に楽しめるサービスとなっています。
こちらも「McDelivery」同様に、専用アプリをダウンロードすることで利用可能となっています。
様々な企画に多種多様なサービスを次々に打ち出すマクドナルド。
今回「景品表示法違反」で問題を起こしてしまいましたが、子供のころから親しんだあの味を忘れられないというファンも多いのではないでしょうか?
そのようなファンのためにもこれから真摯な対応で挽回していってほしいですね!!
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