定食店チェーンの「大戸屋ホールディングス」が、2019度4月~9月期の業績を下方修正し話題となっています。
この記事では、大戸屋ホールディングスが赤字転落した話題について、増税に伴う対策や新メニューの投入についての情報も交えて紹介していきます。
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大戸屋 赤字転落がヤバい!!
11月5日に定食チェーン店の「大戸屋ホールディングス」が、今年度上期の業績を下方修正したこと、さらに営業損益が1億9000万円の赤字に転落したことを発表し、大きな話題を呼んでいます。
大戸屋ホールディングスといえば国内外で飲食店事業を行う株式会社で、和定食を提供し大人気の「大戸屋」を運営するなどしています。
しかし今年度上期は売り上げの見通しについて、従来予想であった130億円を大きく下回る123億円に下方修正されることとなっています。
期初に行ったグランドメニューの改定は裏目に出ることとなったほか、客離れが非常に深刻であると言い、さらには秋の定番「生さんま炭火焼定食」はサンマの不漁で販売できずに終わったと言います。
これらの業績を踏まえて、通期の業績予想も下方修正することとなっており、営業損益を4億8000万円の黒字からゼロへと見直すこととなっています。
大戸屋は10月1日付でコロワイドのが筆頭株主となっており、今後の業績にさらに注目が集まることとなっています。
大戸屋 赤字転落がヤバい!! 増税対策と新メニューとは!?
さて、業績悪化で赤字転落し話題の「大戸屋ホールディングス」ですが、先日の増税に伴って更なる業績不振に悩まさる恐れが懸念されることとなっています。
ここからは、そんな中「大戸屋ホールディングス」が打ち立てる増税対策と新メニューについて見ていきます。
大戸屋 増税対策とは!?
先日の増税によって日本では10%の課税が課されることとなり、飲食店業界では大きな影響を受けることとなっています。
そして、この影響に苦しむのは「大戸屋ホールディングス」も例外ではありません。
今回の増税には軽減税率という制度が用意されており、飲食料品には2&の軽減税率が適用されることとなっており、8%の課税で済むこととなっています。
しかし、外食に分類される場合は軽減税率が適用されないこととなっており、飲食店やコンビニなどの店内や飲食スペースで飲食する場合には10%の課税が課されることとなります。
これによって消費者は外食を抑えることが予想されており、飲食店業界では対策に頭を悩ませることとなっています。
そんな中で、大戸屋が打ち出す対策はテイクアウトの強化です。
テイクアウトでは商品を持ち帰って食べることで外食とはみなされず、軽減税率が適用されることとなるために、購入場所は飲食店であっても8%の課税で済むこととなります。
これによって、増税のしわ寄せを受けることなく自社商品をこれまで通りに購入してもらうことが出来るのです。
大戸屋 新メニューとは!?
さらに大戸屋は、顧客の獲得を目的に新メニューを数多く投入すると言います。
新メニューには店内メニューとテイクアウトメニューを合わせて33種類が投入されると言います。
そんな中、大戸屋ファンも歓喜の新メニューとして、以前大人気の中販売中止となっていた「大戸屋ランチ」が復活すると言います。
また、「鯵の炭火焼き定食」やチキン味噌カツ煮定食」、「もろみチキンの炭火焼き定食」など人気商品は増税後も値段を据え置くと言い、増税後の客引きに苦労することとなっています。
大戸屋 赤字転落 世間の反響は?
大戸屋ホールディングスが赤字に転落したことが発表されたことについて、世間では非常に大きな反響が巻き起こることとなっています。
その中でも特に、
「大戸屋の不振は、安価で人気があった定番商品の「大戸屋ランチ」を廃止したほか(復活しましたが)、何度かメニューの値上げを実施したことにより「大戸屋はおいしいけど高い」というイメージが定着して客離れが起きたことが大きいです。集客するためには値頃感のある価格を実現する必要があり、そのためには、コスト削減がかかせません。しかし大戸屋は国内では飽和感が出ており、スケールメリットによるコスト削減が難しい状況です。そうしたなか、外食大手のコロワイドの出資を受けることになりましたが、調達網や物件開発などで協業してコスト削減を図るなどして、値頃感のある価格を実現することが必要でしょう。」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191105-00000062-it_nlab-bus_all
「大戸屋は海外110店あって、海外では日本の倍近い値段をつけているところもありますが人気があります。海外だと日本食は高くても(味もそこそこでも)外国人客が入りますが、日本の消費者はコスパに大変厳しいので消費増税などの値上げも徐々に行わないと顧客が離れてしまいます。創業家のゴタゴタなどもありましたが、筆頭株主が代わり、国内でも生き返ることを期待したいです。」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191105-00000062-it_nlab-bus_all
「昔は、付け合わせから大根おろしまで、ボリュームがあってとても美味しかった。今は、味はさほど変わらないんだけど、ボリュームが無くなって満足感が薄れてきた、ような気がする。昔のボリューム復活を、強く願います。」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191105-00000062-it_nlab-bus_all
「もっと早い段階から物価高、増税を踏まえてメニューの見直し、新メニューの展開に取り組むべっきだった。味で売るか、ボリュームで売るかの判断も必要だったのでは…。飲食業は客離れが進むと取り戻すの大変。信用つくるのは大変だけど、失うのは一瞬。」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191105-00000062-it_nlab-bus_all
「大戸屋は中途半端になってしまった。大戸屋じゃなければって言うものがなくなってしまったな。おなかいっぱい食べたい時は、ちょっとだけ味は落ちるけど、ご飯が美味しくて安い「やよい軒」を選んでしまう。また、大戸屋クラスの価格帯になってくると、他にも美味しいお店がいっぱいあるからね。大戸屋が候補にあがってこない。」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191105-00000062-it_nlab-bus_all
「昔は美味しかった記憶がありますが、最近は全然行ってない。理由は質が落ちたことと、オペレーションが下手くそなのか、料理を注文してから出てくるまでの待ち時間がやたらと長いこと。おまけにしばらく行っていない間に値上げまでしてたんですね。この手のチェーン店は、早く料理が出てきて、サッと食べられて、値段もリーズナブルであることが必要ではないかと思います。」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191105-00000062-it_nlab-bus_all
「大戸屋大好きで週4回は通っていたけど、今はたまーに行くくらい。たっぷり野菜の蒸し鍋もそうだけど、量が確実に減った。たっぷりっていってんのに。ネバネバ小鉢も量減った。それなのに値上げって、、。サバの炭火焼も以前はもっと分厚く美味しかった。魅力がなくなったんだよ。」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191105-00000062-it_nlab-bus_all
「自分は値段よりも、出るのが遅い事。値段に関してはしょうがない。原価は上がり続けているんだから。手をかけて作るのはいいんだけど、時間が計算できないと定食は厳しい。それでもってキッチンから余計な話しているのが聞こえると、そうでなくても手が止まっているように感じちゃうし。」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191105-00000062-it_nlab-bus_all
などなど、様々な反響の声が数多く寄せられることとなっています。
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