アイドル評論家として知られる中森明夫氏が、宮根誠司さんがメーンMCを務める情報系テレビ番組「Mr.サンデー」の番組制作担当者からの取材依頼に憤りをあらわにして話題となっています。
この記事では、中森明夫氏がツイッターで憤りを見せた「Mr.サンデー」の番組制作の闇と、昨年末から話題となっているNGT48山口真帆さんの暴行被害事件に関する取材依頼に怒るヤバい理由についてまとめます。
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中森明夫 憤り Mr.サンデーの闇
アイドル評論家の中森明夫氏が自身のツイッターで、「Mr.サンデー」からの取材依頼が非常識であるとの憤りをあらわしにしています。
発端となったのは17日、中森明夫氏のツイッターアカウントに突然一通のDMが届いたといいます。
そのDMが、「Mr.サンデー」の番組制作担当者からの取材依頼で、内容はNGT48の山口真帆さんの卒業公演に関するものであったといいます。
しかしこの取材依頼のDMに並べられている文章が、誰が見ても失礼で常識のない内容となっており、冒頭から中森明夫氏の名前を「中村様」と間違えていたり、数日後に控えた5月19日の放送のために動いているという番組制作の都合のみを押し付ける依頼内容となっています。
これに中森明夫氏は、自身のツイッターアカウントでツイートを投稿。
実際に届いたDMのスクリーンショットと共に、「フジテレビ失礼すぎる」「謝罪するべき」などの憤りの思いを添えています。
このツイートの数時間後、中森明夫氏のツイートを見たのか、DMの送り主である番組制作担当者から再度DMが届き、そこには名前を間違えたことに対する謝罪と、取材依頼について記載されていたといいます。
しかし、中森明夫氏は、「仕事を引き受けるつもりはないから返信もしない。」とその憤りをあらわにしています。
中森明夫 憤り 世間の反響は?
中森明夫氏がツイッターで、「Mr.サンデー」の番組制作担当者への憤りをあらわにしたことについて、ネットでは非常に大きな反響が起きています。
その中でも特に支持を集めているもののひとつとして、
「この記事では、実は重大な問題がスルーされています。このフジテレビのオファーは、法的に問題となる可能性が高いからです。具体的には「ギャランティーの提示もありません」と中森さんが話されている部分。つまり、条件提示がされていません。ここが独占禁止法で問題となる可能性があります。昨年から公正取引委員会は、個人で仕事を請け負うフリーランスを独占禁止法で保護する方針をとっています。そこでは、仕事の発注額の非提示は問題となるとされました。このケースにおいては、フジテレビは報道の公正性を理由にギャラ発生を想定していない可能性もありますが、ならば最初から請け負う側にそれを伝える必要があります。なお、テレビ局から仕事の発注時に条件提示がなかったケースは、私自身も昨年体験しました。どうもテレビ業界には、条件提示をしない文化がいまだに残存しているようです。もうちょっと業界全体でなんとかならないでしょうか。 」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20190519-00000006-nkgendai-ent
というコメントがあります。
なんと中森明夫氏に宛てられた番組からの取材依頼が違法出るというコメントとなっています。
問題は取材依頼に対して「ギャランティーの提示」がなかったという部分で、独占禁止法に抵触するというのです。
有名な情報番組の制作担当者が違法な取材を行うなど、あってはならないどころか、日本の情報番組の信用を疑う事案であると言え、「「Mr.サンデー」の番組の質にも疑問を抱いてしまいます。
また、ネットではほかにも多くのコメントが寄せられています。
そのコメントの多くは、
「前にホテルに泊まったときに撮影に遭遇したんですが、撮影なんで通らないでくださいと言って封鎖されてしまいました。一部区間だけつかいたかったみたいで、すぐ先にトイレがあるんで行きたいんですがと言っても通してもらえず、結局部屋に戻って済ませましたが戻って見ると他の宿泊者と揉めてましたね。撮影の責任者らしき人が上から目線で宿泊者に逆ギレを始めたところで、宿の責任者におもいっきり叱られてましたね。テレビの人はちゃんと他人に対してお願いができないんですかね?他人に迷惑をかけないように段取りもできないんですかね? 」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20190519-00000006-nkgendai-ent
「TV局なのか委託制作先なのか判らないけど、多分、ああいう現場にいると皆バカになるんだと思う。特に、フジのニュースなんて余程の事でもない限り見ないし信用していない。まともな番組作りは苦手なのでは?」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20190519-00000006-nkgendai-ent
「マスコミ関係者と接する機会は多いが、フジに限らず、勘違いした関係者は多い。自分たちに協力して当然かのように。 」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20190519-00000006-nkgendai-ent
など、昨今のTV番組制作側の「協力して当然」という横柄な態度への怒りのコメントとなっており、番組やその政策担当者の質の低下が見て取れます。
また、この他のコメントでは、
「ある会社を経営していますが、たまたまTV局の取材を複数受けさせ頂きました。他のTV局は丁寧の対応でしたが、フジテレビ(本社)は最低でした。担当の方は常識的な対応をされていましたが、一番の上司とみられる人は挨拶ひとつありません。担当の方が熱心に連絡されてきたので時間外に社員に手伝ってもらい取材を受けました。それであの上司は担当を叱責。いゃ~帰ってやってくれと思いました。雰囲気も悪く、それで挨拶もなし。正直社会人として問題があるレベルです。あの程度のレベルの人が作るNEWSは。。ちなみに他のTV局は丁寧な対応をされていました。フジテレビの体質なのでしょう。 」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20190519-00000006-nkgendai-ent
「以前、近所で事件があり、その容疑者と同姓というのが災いして、マスコミ関係から、何度も電話がありました。その中で、フジテレビは電話で違うことを伝えたのに、その数日後、いきなり家に来ました。ただでさえ、同姓のため容疑者の身内だと、きちんと調べないまま、電話をしてきた他のテレビ局に対しても迷惑でしたが、フジテレビの訪問にはさすがに頭に来て、どうしてうちが身内だと思ったのか、どうやって調べたのか、電話で違うことを説明したのに、なぜ来たのかを質問したら、きちんとした説明や謝罪もなく帰っていきました。 」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20190519-00000006-nkgendai-ent
など、実際にフジテレビの取材を受けたことのある方からのコメントも見ることが出来ます。
なんと、事件の容疑者と同姓であるという理由だけで、電話で「無関係」だと説明したにもかかわらず、自宅まで訪問してきたという驚くべき非常識な対応であったといいます。
なんのリサーチもせずに取材を行っていることもそうですが、人としての常識の欠片もない取材に、番組の信用を大きく失う結果となっています。
中森明夫 憤り NGT山口事件にツイッターで怒る理由
さて、今回「Mr.サンデー」番組制作担当者からの、NGT48山口真帆さんの卒業公演に関する取材に憤りを見せた中森明夫氏ですが、ツイッターで怒ったその理由につて詳細に見ていきます。
まずは、DMの冒頭から宛名が「中村様」と誤っていたことに対して、ビジネスメールでの致命的ミスであるとともに、番組の都合の実を押し付けるような取材スケジュールには「失礼である」としています。
中森明夫氏は、要領を得ない取材依頼の内容や、ギャランティーの提示もないことで、非常識な取材依頼であったと憤るとともに、今回取材を受けるつもりはないといいます。
その大きな理由として、今回の取材の内容はNGT48の山口真帆さんの事件に関するものであり、非常にセンシティブな内容となっています。
今回のように非常識な取材を行う粗雑な番組に安易に自身のコメントを委ねることは、山口真帆さんやファンも傷つけ、迷惑をかける恐れのある非常に怖いいことだと語ります。
また、自身のコメントでアイドル現場の印象を悪くすることがあれば本末転倒であるとしています。
さらに中森明夫氏は、すべての番組制作現場に問題があるとは言わないが、昨今では失礼な依頼や政策担当者の非常識な対応に非難の声が多くなってきているとして、「多大な影響力を持つメディアとして細心の注意を払ってほしい」と制作側の変化に期待を寄せています。
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