テニスの全仏オープンに出場した大坂なおみさんは1日、女子シングルス3回戦に臨みました。
相手は世界ランク42位のK・シニアコバで、結果はストレート負け。
大会初のベスト16進出を逃し力尽きました。
この記事では、大坂なおみさんがこの大会に重圧を感じたと振り返り、敗因として「ストレス」や「疲れた」と語っていることについてまとめます。
また、大坂なおみさんの今後の試合予定についても見ていきます。
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大坂なおみ 重圧 ストレス!?疲れた!?力尽きた!?
6月1日に行われたテニスの全仏オープン女子シングルス3回戦、大坂なおみさんは、世界ランク42位のK・シニアコバ戦に臨みました。
しかし、大坂なおみさんはいきなり第一セットを落とすと、その後もミスが重なり、ストレート負け。
一時間17分の試合時間で力尽きています。
試合後に大坂なおみさんは、普段の試合はリラックスできているのに、今回のグランドスラムはひどく重圧を感じたといいます。
大坂なおみさんと言えば、1月の全豪オープンから世界ランク1位を手にする好スタートを切っていますが、それによって今大会は第1シードであったためか、その重圧が他とは違う感覚であったといいます。
今回の敗因として大坂なおみさんは、「とても疲れを感じた。試合中の頭痛もストレスだった。ただ疲れたし、頭痛もあった」と語っています。
大坂なおみさんに勝利したK・シニアコバは4回戦でM・キーズと対戦しますが、大坂なおみさんを下して勢いづくK・シニアコバが4回戦でどのような試合を見せるのか、注目が集まります。
大坂なおみ 重圧 ストレス!?疲れた!?力尽きた!?
大坂なおみさんが全仏オープン3回戦で力尽き、その敗因を重圧、ストレス、疲れたと語っていることに対し、ネットでは大きな反響を呼んでいます。
その中でもとくに支持を集めているもののひとつとして、
「アザレンカとの2回戦はいろいろな困難を乗り越えた我慢、我慢を実践できた勝利だったので試合後の表情からも、ここまでのメンタルで苦労するとは思わなかった。海外のテレビでof course, it was out!!と最後のポイントが解説されていたくらいの崩れようだった。波がある選手だが、間違いなく超一流の素質をもっている。チームも映像からはとても良い関係だと見えるので是非このチームで結果を残して欲しい。ダルビッシュの不調時に「クレイジーな話だけど、彼はすべての球を完璧に投げようとする。」とカブスの捕手が言っていたのを思い出した。全てが紙一重で素人の1ファンにはテニスの世界No1の世界なんて想像を絶するけど、とにかくアンフォースドエラーはなおみ選手も観ている方もストレスが大きいのでなんとか改善してほしい。今日はシニアコバの粘りのディフェンス力に経緯を表したい。 」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20190602-00010002-tennisnet-spo
素質は十分な選手であるが、今回の崩れ方は異常。
メンタル面で改善が必要というコメントとなっています。
他にもネットでは多くのコメントが寄せられていますが、そのなかでもやはり、
「体が重い。トレーニングをサボったのかと疑ってしまう。顔に吹き出物まで作っていた。ランク1位、第1シードに本人が一番こだわっていたのに、それが重圧になっている。今日なんてまったく愉しそうじゃなかった。しっかりとしたメンタルトレーナーが必要。このままではランクを転げ落ちるどころか、大坂はテニスをやめるぞ。 」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20190602-00010002-tennisnet-spo
「No.1では絶対ない。ウィンブルドンもこのメンタルでは無理。 」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20190602-00010002-tennisnet-spo
など、メンタル面への厳しい苦言が多く見られることとなっています。
しかし、なかには
「なおみ選手はせっかくの第1シードだったけど、その恩恵ともいえるくじ運には恵まれていなかった。第2試合で、あのアザレンカとの事実上の準決勝くらい?!の死闘をやったわけだし。今日のシニアコバだって、2018年の全仏&全英のダブルスで優勝、同年WTAファイナルズのダブルスでも準優勝している、コートカバーリングが広くタフな選手。そこへいくと、ハレプの山はずっと楽。ただ、なおみ選手は、昨シーズンのクレーの勝率に比べて、今年はかなり良くなったのも事実。クレー苦手意識が少しは減ったと思います。次戦はもう少し、くじ運に恵まれることを祈っています! 」
引用:「ヤフーコメント」https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20190602-00010002-tennisnet-spo
といった、くじ運が悪かったとするコメントもあり、2回戦から準決勝レベルの激戦をすれば3回戦で疲れても仕方ないというコメントとなっています。
しかし、大会となるとやはり勝ち進んで良い成績を残してこそですし、途中でどんなに厚い試合をしようと、最後まで戦い抜ける精神面の強化は重要な課題となることでしょう。
今後の大坂なおみさんの進化に期待したいですね。
大坂なおみ 重圧 次回試合予定は?
さて、今回の全仏オープンでは3回戦で力尽き姿を消した大坂なおみさんですが、次回の試合予定はどのようになっているのでしょうか?
既に全仏オープンまでの9大会を終えた大坂なおみさんですが、試合日程を確認すると、今後は「ウィンブルドン選手権」、「全米オープン」、「東レ・パンパシフィック・オープン」と続きます。
次戦はいよいよ「ウィンブルドン選手権」で、7/1(月)~7/14(日)までの開催予定となっています。
ウィンブルドンと言えば、テニスの四代国際大会の一つで、その中でもテニス好きでなくともその名を知る最も有名な大会といっても過言ではないでしょう。
昨年大坂なおみさんは、ウィンブルドン1回戦でモニカ・ニクレスクにストレート勝ちで快勝すると、3回戦まで進出しています。
3回戦では、2016年全豪・全米覇者のアンゲリク・ケルバーにストレート負けを喫していますが、そこは格上相手によく戦ったと言えるでしょう。
そして、今年も望むウィンブルドン2019ですが、今回は昨年とは違い、同大会に世界ランク1位として臨むことになります。
今回の全仏オープンの課題を克服し、世界ランク1位の実力を遺憾なく発揮してくれる試合を期待したいですね。
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