チャットノベル「家政婦のブキミ」シリーズ 登場人物を紹介!!

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「e-Story」と分類され、スマホで小説を楽しむことができて人気急上昇中のチャットノベルアプリ「peep」。

「peep」公開されている作品の中でも、連載物で全5シリーズからなり、驚きのラストも迎えた「家政婦のブキミ」が話題を呼んでいます。

今回の記事では「家政婦のブキミ」シリーズの物語に登場する登場人物について紹介していきます。

「家政婦のブキミ」シリーズの物語について知りたい方は、別の記事で紹介していますので併せてご覧ください。

チャットノベル「家政婦のブキミ」 全5シリーズの物語を一挙紹介!!

※この記事ではシリーズ全編を通しての登場人物について掲載していますので、多少のネタバレを含みます。

まだ「家政婦のブキミ」シリーズを最新話まで呼んでいない方はご注意ください。

Contents

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「家政婦のブキミ」とは!? 物語のあらすじを紹介!!

登場人物の紹介をする前に、まずは物語のあらすじを紹介します。

物語は全5シリーズで構成されています。

「家政婦のブキミ」シリーズでは、「ブキミ」と呼ばれる女性が多くの家族を標的に誘拐事件を起こします。

あるときは家政婦を雇った家族のもとに、家政婦に成りすまして侵入し家の兄妹を監禁したり、またあるときは連れ去った複数の兄妹を監禁して、その中から理想の兄妹を見つけるためのテストを行ったりします。

さらには夫役の男性を確保するために、自身を追う刑事を誘拐したり、家政婦役は採用試験と称してテストを行ったりもします。

連れ去った兄妹達で理想の家族を作り上げたい「ブキミ」と、被害者家族や刑事たちとの戦いを描いたスリル溢れる物語となっています。

 

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「家政婦のブキミ」 登場人物を紹介!!

ここからは、「家政婦のブキミシリーズ」に登場する登場人物を一人一人紹介していきます。

「ブキミ」 理想の家族を追い求め、大きな事件を巻き起こす物語のメインキャラクター

作品のタイトルにもなっており、物語で最もメインの立場で登場する人物。

物語の登場人物の中で、唯一全5シリーズに登場する人物です。

特徴としては「いたって普通」。

「服装」、「見た目」、「歩き方」、「顔」すべてが特別な特徴もなく、「10分後には忘れてしまいそう」なくらいに普通と表現されています。

しかし、むしろ「普通」すぎて「不自然」とも言い表されています。

多くの家族や刑事、家政婦候補を標的に誘拐・監禁し、失った子供達(「ソウスケ」と「ミナ」)や夫と重ね合わせることのできる兄妹、夫を探しています。

理想の家族を再構築することを目的に誘拐・監禁事件を繰り返し、複数の家族や刑事たちを混乱に陥れます。

「ブキミ」という名前は愛称であり本名ではありません。

本名は「ブキミ」を追う刑事達ですら分かっておらず、「偽名だけでも10個ある」とされています。

「シリーズ1」では「言吹みゆ」という偽名を名乗って家政婦に成りすまし標的の兄妹の元へ現れています。

シリーズ2以降も本名は明らかになりませんが、被害にあった兄妹達が口をそろえて『印象を例えるなら「ブキミな女」』と証言するため、物語の中では「ブキミ」と呼ばれるようになっています。

最終章のシリーズ5では、理想とする「兄妹」、「夫」、「家政婦」が揃ったにもかかわらず病気で余命わずかであるためにどこか余裕のない態度を示す「ブキミ」。

兄妹を助けようと向かってくる子供たちに対し、安全な場所を求めて「屋敷」、「森の奥の自宅」、「卓人と鈴の以前の家(シリーズ1の舞台となった家)」を転々と逃げ回ります。

最期は「卓人と鈴の以前の家」に追い詰められたブキミ。

しかし夫役として捉えていた「新潟明人」の機転により、最期だけは「ブキミ」、「正吾」、「鈴」、「新潟明人」、「富山海里」の5人で「理想の家族」としての晩餐を満喫することができています。

ラストでは、「理想の家族」を満喫できた直後になくなってしまい物語が集結します。

※「ソウスケ」や「ミナ」と呼ばれる子供については、本編(シリーズ1からシリーズ5)では失われた「ブキミ」の実の子供たちと思われており、「ブキミ」を捜査していた刑事の「沖田」もそう発言していました。

しかし、本編終了後に公開されて連載中の「シリーズ0」にて、実は「ブキミ」が初めて家政婦として働いた家族の子供達であるように描かれています。

今後シリーズ0が更新されて、明確な情報が分かり次第追記し紹介していきます。

 

「朝田 卓人」 被害の後遺症に苦しむ、物語の最初の被害者

シリーズ1で初登場し、「家政婦のブキミ」の物語で初めの被害者となった子供です。

※「ブキミ」事態はシリーズ1の事件以前にも多くの家族を標的に事件を起こしており、「ブキミ」の被害者第一号は別にいますが、物語の中で描かれた初めの被害者は「卓人」とその妹の「鈴」となっています。

シリーズ1での初登場時は10歳で小学4年生でした。

非常にいたずらっ子でやんちゃな男の子であり、学校で何度も呼び出されるなど、両親からは心配の絶えない子供と思われています。

シリーズ1では家政婦になりすまして家にやってきた「ブキミ」と4日間生活します。

しかし、不可解な5つの約束を決めてきたり、自分や妹のことを全く別の名前(「ソウスケ」と「ミナ」)と呼ぶといった「ブキミ」の不審な言動。

さらには近所で飼われている仲のいい犬が突然姿を消し、首輪だけが自分の家のゴミ箱から見つかるなどの出来事から「ブキミ」に不信感を持つようになります。

「ブキミ」との2つめの約束であった「私の部屋には入らないこと」を破って「ブキミ」の部屋に侵入した「卓人」は、そこで「ブキミ」の日記帳を見つけて自分たちが「ブキミ」に狙われていることを知ります。

日記帳には「ブキミ」が過去に標的にした兄妹との生活記録が記されており、そのなかで必ず最後には「失敗」と記されていたこと、過去の被害者たちは「ブキミ」の被害にあって安否も怪しいことを悟ります。

さらにブキミが偽物の家政婦であることを知り、妹共に家からの脱出を試みます。

必死に脱出を阻止しようと襲ってくるブキミに対し、2階の自室の窓から妹共に脱出。

駆け付けた警察に保護されて無事に「ブキミ」の元から逃げ出すことに成功しました。

そして、「卓人」はシリーズ5で再び登場します。

物語の中では3年後、「卓人」は中学1年生になっています。

「卓人」は無事に助かって事件から3年が経過した今でも、事件の後遺症に悩まされることとなっています。

心の中では日々「ブキミ」の影に怯え、恐怖に飲み込まれないようにするために自分でも自覚するほどに乱暴な正確になってしまった「卓人」。

そして、「ブキミ」の被害にあった子供たちを対象にしたセラピーに妹共に参加していた「卓人」は、帰宅時に再び「ブキミ」と遭遇することになります。

母親が迎えに来てくれるはずであったセラピー帰り、突然母親から「車が盗まれて迎えに行けなくなった」と連絡が入ります。

しかし、セラピー会場の駐車場には母親の車が止まっており、先に車に向かった妹は既に車に乗っています。

車を盗んだのが「ブキミ」で、再び妹が「ブキミ」に連れ去られたことを知ったことを悟った「卓人」は、妹を助けるために担当刑事である「笹山」の元に向かいます。

同じく兄の「正吾」を連れ去られて警察署に来ていた「沙耶」とともに「ブキミ」と戦うことを決意し、再び立ち上がることになります。

ブキミとの最終決戦を終えた「卓人」は「ブキミ」への恐怖と決別して吹っ切れたようで、セラピストの「薮木」に対して「優しい人間になりたい」と語っています。

この時には乱暴な様子は無くなっており、一人称も「僕」に戻っています。

 

「朝田 鈴」 「ブキミ」に選ばれた理想の「ミナ」

シリーズ1で初登場し、物語の中で最初に「ブキミ」の被害にあった子供です。

「朝田 卓人」の妹で、シリーズ1での初登場時は8歳の小学2年生でした。

家政婦として家にやってきた「ブキミ」と4日間生活をする中で、始めこそだんだん「ブキミ」を受け入れ始めていましたが、ある日嫌いな野菜が食べられずにブキミとの1つめの約束である「食事は残さない」を破ってしまいます。

それが原因で態度が豹変した「ブキミ」に階段から突き落とされることになりますが、このことがきっかけで兄の「卓人」と共に「ブキミ」への不信感を持つようになり、脱出することを決意することになります。

非常に兄思いな性格で、「ブキミ」の元から脱走する際には、捕まってしまった兄を置いていけず、兄が監禁されている部屋のカギを「ブキミ」から奪って一緒に脱出しようとするなどの勇気ある行動をとっています。

シリーズ1では兄の「卓人」と共に協力して「ブキミ」の元から逃げ出すことができた「鈴」ですが、シリーズ5では再び「ブキミ」の標的となって連れ去られてしまうことになります。

シリーズ1から3年が経過して小学5年生になった「鈴」は、兄の「卓人」とともに被害者向けセラピーに参加していました。

しかしセラピーからの帰宅時、母親の車を盗んで現れた「ブキミ」の乗る車に乗り込んでしまいます。

これまでに標的としてきた兄妹達の中から、理想的な「ミナ」となる妹は「鈴」しかいないと考えた「ブキミ」は再び「鈴」を迎えに来たのです。

そのまま連れ去られてしまう「鈴」は、シリーズ3の舞台であった「ブキミ」の屋敷で監禁されることになります。

「鈴」もブキミとの最終決戦を終えた後は「ブキミ」への恐怖と決別して吹っ切れたようで、それまでお守り代わりに抱えて話さなかった「チャット機能付きのゲーム」は持たなくなっています。

 

「卓人」と「鈴」の両親

シリーズ1で登場した、「卓人」と「鈴」の両親です。

ずっと行っていなかった新婚旅行に行くために、やんちゃで手のかかる「卓人」と小学2年生の「鈴」を心配する両親は5日間子供の面倒を見てくれる家政婦を雇うことを決めます。

しかし、信頼できる会社の一番人気の家政婦を雇ったはずが、当日やってきたのが家政婦に扮した「ブキミ」であったことで、子供たちを危険にさらすことになります。

始めは「ブキミ」を不審がって連絡してくる「卓人」を信用していませんでしたが、「卓人」が家政婦派遣会社のホームページに掲載された「言吹みゆ」と「ブキミ」が別人であることを突き止めたことで事態を把握し、警察に連絡したことで「卓人」と「鈴」は無事に助かることができています。

しかし、シリーズ5でセラピー帰りの「卓人」と「鈴」を迎えに行くはずであった母親は、「ブキミ」に車を盗まれてしまい迎えに行くことができなくなります。

盗んだ車でセラピー会場に向かった「ブキミ」に「鈴」を連れていかれてしまい、再び「朝田家」は「ブキミ」の被害を受けることになります。

 

「木村 省吾」 「ブキミ」に選ばれた理想の「ソウスケ」

シリーズ2で登場し、「ブキミ」の被害者となった子供です。

シリーズ1で朝田家が「ブキミ」の被害を受けた翌年の被害者です。

シリーズ2での初登場時は小学5年生でした。

妹の「沙耶」とペアスケーティングをしていますが、なかなか息が合わず喧嘩することもしばしばあるようです。

朝田家とは異なり、木村家にやってきた家政婦は「ブキミ」ではありませんでしたが、宅配の配達員に扮して家にやってきた「ブキミ」に誘拐されてしまい、深い森の中にある「ブキミ」の家で2日間を過ごすことになります。

「ブキミ」の家まで連れていかれた「正吾」でしたが、「ブキミ」に夫役として捉えられていた刑事の「沖田 直行」の忠告と協力によって脱出を決意します。

「沖田」の計画通り、2日目の深夜に脱出を決行する「正吾」でしたが、脱出中に階段で後れを取る妹の沙耶を階段下から受け止めたり、「ブキミ」に追い付かれて捕まってしまった妹を残していけないと引き返して助けに戻るなど、妹思いな一面が見られます。

シリーズ2で無事に「ブキミ」の元から脱出することのできた「正吾」でしたが、シリーズ5で再び登場すると、「ブキミ」の理想の「ソウスケ」として連れ去られることになります。

シリーズ2から2年が経過したシリーズ5では、「正吾」は中学一年生になっています。

2年前は妹と共に熱心にスケートをしていた「正吾」ですが、「ブキミ」の被害にあって以降、ペアスケーティングをすると脱出中に妹を階段で受け止めたときのことを思い出してしまうようになったといい、ペアスケーティングはやめてしまっています。

また、これが原因でスケートに対する熱意も失われてしまっており、スケートを辞めることも考えるようになっています。

シリーズ5で登場した時はスケートの練習終わりでした。

しかし迎えに来てくれた父親の運転する車で帰宅する途中、「ブキミ」の乗る車が衝突してきたことで事故にあい、父と妹が気絶している間に「正吾」のみが連れ去られてしまっています。

「ブキミ」に再び連れていかれる「正吾」でしたが、先に誘拐されていた「鈴」と共に「ブキミ」の元から脱出しようと立ち上がることになります。

ブキミとの最終決戦を終えた「正吾」は「ブキミ」との過去と決別して吹っ切れたようで、続けるかどうかを悩んでいた「スケート」とは別のスポーツを始めることを決意しています。

新たに始めたいスポーツとしては「新体操」と「サッカー」を上げています。

 

「木村 沙耶」 スケート熱心な「正吾」の妹

「木村 正吾」の妹で、シリーズ2で「ブキミ」の被害を受けた子供です。

シリーズ2での初登場時は小学2年生で、兄と共にペアスケーティングをしていました。

兄と共に「ブキミ」の家に連れ去られた「沙耶」でしたが、「沖田 直行」の協力で兄と共に脱出を決行します。

一時は逃げ遅れて「ブキミ」に捕まってしまう「沙耶」でしたが、タイミングよく新たな家族が誕生してブキミが理想とする家族構成の兄妹ではなくなっったことで、無事に「ブキミ」の元から解放されることとなっています。

シリーズ5で再び登場した時には小学5年生になっています。

ぺスケーティングはやめていますがスケートへの熱意は増しており、父親も「正吾」も「あのやる気は本物」という程です。

スケートの練習帰りに兄の「正吾」が連れ去られてしまい、担当刑事である笹山の元に向かいます。

同じく妹の「鈴」を連れ去られて警察署に来ていた「卓人」とともに「ブキミ」と戦うことを決意し、再び立ち上がることになります。

「沙耶」もブキミとの最終決戦を終えた後は「ブキミ」との過去と決別して吹っ切れたようです。

実はこれまでスケートを続けてきたのには「ブキミに負けたくない」という憎しみの想いもあったと明かす「沙耶」ですが、すべてが解決した後には「純粋にスケートが楽しいから続けます」と語っています。

 

「木村 逢奈 (優花)」 「正吾」と「沙耶」を救った新たな妹

シリーズ2で登場した「正吾」と「沙耶」の妹です。

「正吾」と「沙耶」が「ブキミ」からの脱出を決行中に生まれた二人の妹です。

「沙耶」が逃げ遅れて「ブキミ」に捕まってしまい絶体絶命の時に誕生の連絡が入ったことで、ブキミの標的となる対象から外れた二人は無事に助かることができています。

二人が助かったのは妹の「逢奈(優花)」のおかげと言えます。

シリーズ2では母親から「優花」と命名されていましたが、シリーズ5ではなぜか「逢奈」と呼ばれています。

作者の単純な間違いなのか?それとも「逢奈」という名前が今後の物語に大きく影響してくるのか?気になるところでしたが、人物自体が物語で深く登場することはなく、名前の変更は謎に包まれたままとなってしまいました。

 

「正吾」と「沙耶」の両親

シリーズ2で登場し、「ブキミ」の被害者となった「正吾」と「沙耶」の両親です。

父親は出張、母親は病院に入院するために、数日間家政婦を雇うことを決意しますが、留守の間に子供たちを「ブキミ」に連れ去られてしまいます。

子供たちが「ブキミ」のもとから脱出を決行中、新たに3人目の子供が誕生したことで、子供たちは無事に「ブキミ」から解放されることになります。

しかしシリーズ5では、再び兄の「正吾」が「ブキミ」に連れ去られてしまい、「木村家」は再び「ブキミ」の被害を受けることになります。

 

「富山 海里」 「ブキミ」に選ばれた理想の家政婦

シリーズ3の主人公で、「ブキミ」の家に家政婦として雇われた女性です。

売れない劇団員として活動をしていますが、風邪で家政婦面接に行けなくなった友人の「絵美里」の代わりに面接を受けに行ったことから事件に巻き込まれることになります。

人の名前を覚えることが苦手で、名前の代わりにあだ名をつけて覚えようとする癖があります。

面接の際に屋敷の主人からの質問に嘘をつきますが、これは小学生時代の「林間学校」で行われた山登りで後れを取った友人を置き去りにし、後に崖から足を踏み外して亡くなって見つかるという経験をしており、これを自分が置き去りにしたせいだと罪の意識を持っているためです。

面接ののちに、5日間の試用機関を他の家政婦候補者4名と共に過ごすことになります。

試用期間中、屋敷の子供の髪や身長が急激に伸びるといった不思議な出来事や、失敗をした他の家政婦候補が次々に不可解な死を遂げるといった出来事に直面します。

最終的に唯一生き残り、正式な家政婦として採用されることになった「富山 海里」は、屋敷には「ソウスケ」と「ミナ」として最もふさわしい子供を探すためのテストをするために多くの子供たちが監禁されていることを知り、子供たちと共に屋敷からの脱出を決意します。

過去に友人を見殺しにしてしまった経験から、もうだれかを見殺しにしたくないという思いが強く、屋敷の生活で「ブキミ」に取り入り、入念な計画を立てることで無事に子供たちと共に屋敷からの脱出を成功させます。

脱出後は子供たちを救ったヒーローとして一躍時の人になり、これがきっかけで劇団もうなぎ上りに注目されるようになります。

しかし、理想の家政婦として「富山 海里」を気に入っていた「ブキミ」は逃したことをあきらめることができませんでした。

「富山 海里」が運転する車に自ら衝突しで事故を起こすことで再び「富山 海里」を家政婦として連れ去ってしまいます。

そして、「富山 海里」はシリーズ5で再び登場します。

家政婦として「ブキミ」に完全に洗脳されてしまった「富山海里」は、「ブキミ」の計画実行のカモフラージュとして「ブキミ」に扮して出頭します。

その後は自身も取調室から脱走してブキミと共に理想の夫役、「ソウスケ」、「ミナ」を迎えに行く計画を実行することになりますが、再び子供たちに触れる中で段々と「ブキミ」から解放されて正気を取り戻していきます。

最後には完全に正気を取り戻したことで、子供たちと協力して「ブキミ」を欺き捉えることを決意します。

「ブキミ」との最終決戦を終えた後の「富山海里」も事件とは決別できて吹っ切れた様子を見せており、「(事件で)失ったものもあったけど、代わりに得た力もあった」と語っています。

経験を武器にして役者を続けていく覚悟と自身が生まれており、セラピストの「薮木」に対して「私は多分、数年後にすごい役者になっていると思います。」と宣言しています。

 

「薬指さん」 薬指を怪我した家政婦候補

シリーズ3で「富山 海里」とともに家政婦オーディションを受けていた家政婦候補の一人です。

薬指にけがの後があることから、あだ名で人を覚える「富山 海里」が「薬指さん」と命名します。

試用期間の3人目の犠牲者で、料理を失敗して焦がしてしまったことが原因で、屋敷の裏手の木に吊られて亡くなります。

 

「パンクさん」 パンクな家政婦候補

シリーズ3で「富山 海里」とともに家政婦オーディションを受けていた家政婦候補の一人です。

家政婦候補の中でも若く、一部が赤く染められた髪の毛と、首には白のチョーカーをしていることから、「富山 海里」が「パンクさん」と命名します。

試用期間の2人目の犠牲者です。

「ゴキブリさん」が亡くなった時の主人の対応に不信感を覚えて屋敷を飛び出した先で亡くなり、「富山 海里」が屋敷から脱走する際に発見します。

 

「ゴキブリさん」 ゴキブリ嫌いな家政婦候補

シリーズ3で「富山 海里」とともに家政婦オーディションを受けていた家政婦候補の一人です。

家政婦候補が初めてかを合わせをした際に、ゴキブリの出現で大きく取り乱したことから、

「富山 海里」が「ゴキブリさん」と命名します。

試用期間の最初の犠牲者で、朝食の準備中に皿を落として割ったことが原因で、3階の窓から突き落とされて亡くなります。

 

「ハイテクさん」 正体は家政婦候補に成りすました「ブキミ」!?

シリーズ3で「富山 海里」とともに家政婦オーディションを受けていた家政婦候補の一人です。

夫が電気技師であることでハイテク機器に詳しく、「富山 海里」が「ゴキブリさん」と命名します。

「富山 海里」や他の家政婦候補者たちと共に試用期間を過ごすことになりますが、実はその正体は家政婦候補者になりすました「ブキミ」であり、候補者たちを間近で見定めるとともにミスをした候補者たちを陰で罰していました。

 

屋敷の子供たち 「ブキミ」に監禁された「ソウスケ」「ミナ」候補

屋敷で生活し、「ブキミ」の子供の名前(「ソウスケ」と「ミナ」)で呼ばれる兄妹です。

見かけるたびに身長や髪の長さが変わったり、外で遊んでいたかと思えば突然屋敷内に現れたりするなど、家政婦候補者たちは不可解な現象に戸惑いますが、その真相は「ソウスケ」や「ミナ」と呼ばれる子供たちが屋敷内に複数監禁されているためでした。

子供たちは、「ブキミ」が理想とする「ソウスケ」と「ミナ」になるためのテストをするために屋敷に監禁されています。

本当の名前ももちろん「ソウスケ」と「ミナ」ではなく、「彰」、「つかさ」、「雄介」、「麻紀」、「亮」、「愛奈」、「健太」、「美玖」、「翼」、「涼子」、「大成」、「薫」、「太一」、「瑠衣」、「俊平」、「由佳」などとなっています。

足首には電気の足枷が取り付けられており、子供たちのうち一人でも屋敷内から出たり、兄妹としてペアリングされた者同士が10m以上離れると電流が流れるなど、一人として屋敷から脱出できないようにされています。

「富山 海里」によって屋敷と「ブキミ」から解放されてからは、被害者向けのセラピーに参加するようになっており、シリーズ5でも登場しています。

 

「新見」 「ブキミ」の屋敷の「主人」役

シリーズ3で、「ブキミ」の屋敷の主人として登場します。

次々に家政婦候補が亡くなっていくのに対して対応が非常に不可解で、家政婦候補者達から怪しまれることになります。

しかし、正体は家政婦オーディションを行うために主人役として監禁されていた被害者で、不可解な言動も自身の子供を「ブキミ」に捕らえられているためでした。

 

「沖田 直行」 「ブキミ」に捕らわれた夫役第一号

シリーズ2でブキミの夫役として登場した刑事です。

元々は「ブキミ」の足取りを追う担当刑事でしたが、捜査中に「ブキミ」に捕まって監禁され、以後夫役として「ブキミ」の家出夫役として半年間生活していました。

「正吾」と「沙耶」が「ブキミ」の家に連れてこられたときに、暗号メッセージを使ってコミュニケーションを取り、二人を「ブキミ」の元から脱出させる計画を実行します。

しかし、自身は脱出することはできず、「ブキミ」によって燃やされた家の中で亡くなって発見されます。

 

「新潟 明人」 「ブキミ」を追う担当刑事で、選ばれた理想の夫役

シリーズ2で「刑事」と呼ばれて初登場し、シリーズ4では主人公として、そしてシリーズ5では「ブキミ」の理想の夫役として登場した担当刑事です。

「沖田」とともに「ブキミ」を追っていた仲間であり親友で、「沖田」が「ブキミ」に捕らえられてからは復讐心を燃やすようになります。

シリーズ2で事情聴取をした「正吾」をその後も気にかけてかかわりを持っていました。

シリーズ4では、出頭してきた「富山 海里」の取り調べを行う中で自身の妻と子供が狙われていると思い「ブキミ」を追いますが、狙われていたのは「新潟 明人」自身でした。

逆に捉えられてしまった「新潟」は、「ブキミ」の理想の夫役として屋敷に連れていかれてしまいます。

シリーズ5では「ブキミ」に捕らえられて生活してきたことで弱った様子で登場しますが、「ブキミ」に立ち向かおうとする子供たちと共に「ブキミ」を捉えることを決意して再び立ち上がります。

ラストでは弱り切ってもなお「理想の家族」にこだわる「ブキミ」に対して「理想の家庭を作るという願いを叶えることでケリをつける」ことを提案しています。

「ブキミ」との最終決戦を終えた後は刑事を辞職して警備会社を立ち上げており、「少しでも安全な場所を増やしたい」という思いの元奮闘しています。

 

「笹山」 カツ丼好きな後輩刑事

朝から食堂でカツ丼を食べるほどにカツ丼が好きな「新潟 明人」の後輩刑事で、シリーズ4で初登場しています。

「新潟」と共に「ブキミ」を追っていましたが、「新潟」が「ブキミ」に捕らえられてしまったことで一人になってしまいます。

シリーズ5では、「ブキミ」に連れ去られてしまった「新潟」に代わって、「ブキミ」を追う担当刑事となっています。

第5シリーズで「笹山」がどのような活躍を見せるのか期待していましたが、シリーズ5冒頭の警察署のシーン以降で再び登場することはなく、これといった活躍を見せることはありませんでした。

 

「佐々木」 「新潟 明人」の知り合いで親切な消防団員

「新潟 明人」と同じマンションに住む消防団員で、シリーズ4で登場しています。

「新潟」とはお互いによく知る中で、「新潟」が「ブキミ」に捕まりそうなところに助けに現れます。

しかし、「新潟」を助けるどころか自身も「ブキミ」の返り討ちにあってしまっています。

 

薮木 被害者兄妹達のセラピスト

シリーズ5で登場するセラピストです。

これまでに「ブキミ」の被害にあった兄妹達のケアをするためのセラピーを行っています。

冒頭のセラピー会場で登場して以降は、ラストに再びシリーズ5の被害者である「卓人と鈴」、「正吾と沙耶」、「富山海里」、「新潟明人」のセラピーを行うシーンで登場します。

物語のラストでセラピーを行う「薮木」は段々セラピストの腕を上げているように見えますが、実は被害者のセラピーを行う中で「ブキミ」への興味、信仰が湧き、陶酔してしまっていました。

物語のラストでは、「僕ならもっとうまくやれたのに」とつぶやいており、「自分が代わりに完璧な方法で叶える」として第2の「ブキミ」として人生を歩みだす決意をしています。

 

「絵美里」 「富山 海里」の友人

「富山海里」の友人で、シリーズ3で登場しています。

本来家政婦オーディションを受けるはずだった人物ですが、風邪を引いたことで家政婦オーディションを「富山海里」に譲ることになっています。

しかし、あとから「家政婦オーディション」とその後の生活で「富山 海里」起きたことを知り、家政婦オーディションを「富山海里」に進めてしまったことを悔やんでいます。

 

「新潟 明人」の妻

「新潟 明人」の妻で、シリーズ4で登場しています。

自宅マンションに引っ越してきた「世又」という女性が「家政婦を雇いたいが物騒な事件が多くて心配」と相談されたことで、「世又」に夫のことを紹介してしまいますが、これが原因で後に夫は「ブキミ」に捕らえられてしまいます。

 

「新潟 耀」 「新潟 明人」の娘

「新潟 明人」の娘で、シリーズ4で登場しています。

8歳の女の子で、シリーズ4では母親と映画を見に外出していますが、その間に父親の「新潟」が「ブキミ」に捕らえられてしまうことになります。

 

「飯田」(妻) 家政婦ブキミの主人第一号

当時26歳だった「ブキミ」が、初めて家政婦として働くこととなった家族の妻であり、主人となる人物です。

それまでに4度の解雇を繰り返し自己肯定感が亡くなって悲観していた「ブキミ」を、「信頼できる」として家政婦として採用することを決めています。

この家での出来事が、後に「ブキミ」誕生のきっかけとなる大きな転機となっています。

 

発売から4日で完売した今話題のサプリ

まとめ

今回の記事では、チャットノベルアプリ「peep」で連載されている「家政婦のブキミ」に登場する人物紹介を行いました。

驚愕の展開でラストを迎えた家政婦のブキミシリーズ。

是非読んでみてはいかがでしょうか!?

 

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