監禁区域レベルX 「X」紹介!! すべての「X」を大解剖!!

監禁区域レベルX
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「taskey株式会社」が提供し、「e-Story」と呼ばれるチャット小説のスマホアプリ「peep」。

この「peep」で配信される小説の中でも一際絶大な人気を誇り、さらにはチャット小説初の漫画化も果たしたのが、ホラー系ダークファンタジーの「監禁区域レベルX」です。

今回の記事では、「監禁区域レベルX」の物語で主人公たちの前に立ちはだかる謎の生命体「X」について紹介します。

「監禁区域レベルX」の物語について知りたい方、物語の登場人物やアイテムについては別の記事で紹介していますので、そちらも併せてご覧ください。

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※この記事では、シリーズ全編を通しての「X」の能力から登場場面までを詳細に掲載しているため、多少のネタバレを含みます。

まだpeep版を最終話まで見ていない方はご注意ください。

この記事で扱う「X」紹介はpeep版「監禁区域レベルX」での物語をベースに掲載しています。

漫画版「監禁区域レベルX」でも基本となる物語は同じですが、漫画版オリジナルの展開も含まれており、「X」の設定も異なる場合がありますのでご了承ください。

漫画版での設定もわかり次第追記していきたいと思います。

「監禁区域レベルX」シリーズの第2部となる、「監禁区域レベルX;ICONOCLASM」に登場する「X」についてはこちらの記事で紹介しています。

監禁区域レベルX_ICONOCLASM 登場するXを徹底紹介!!

Contents

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監禁区域レベルX 立ちはだかる謎の存在「X」とは?

「監禁区域レベルX」の物語に登場し、主人公の涼花たちの前に敵として立ちはだかる謎の存在「X(サイ)」。

※「X」はXと書いて「サイ」と読みます。但し、「監禁区域レベルX」のXは「エックス」と読むため注意が必要です。

しかし、そもそも「X」とはいったい何なのか?ということから紹介していきます。

まず前述のとおり、「X」は物語の中で涼花たちの敵として立ちはだかります。

「監禁区域レベルX」の物語では、涼花たち幼馴染4人が謎の生命体「X」の出現によってマンションの中に閉じ込められてしまいます。

涼花たちは、「X」の襲撃を躱したり「X」と対峙して討伐しながら事態の秘密が隠されたマンションの最上階を目指し、物語の真相に迫っていく物語となっています。

この物語の中で、涼花たちの住むマンションを襲い、さらには涼花たちが最上階へ向かうのを阻止するために敵として立ちはだかってくるのが「X」という存在です。

「X」の姿は、10あるレベルの中で涼花たちが各レベルの最上階に到達してクリアするごとに姿を変えます。

その姿は全部で12種類ありますが、全てにおいて共通するのは、物語のカギを握る人物「リト」の興味の対象であり「リト」の絵日記に描かれた落書きが実体化された存在であることです。

また、「X」は涼花たちに立ちはだかる敵ですが、涼花のスマホにインストールされているアプリ「X」の機能である「X召喚」によって、既にクリアしたレベルの「X」は味方として登場することもあります。

「X」の存在の理由や、何故「X」が涼花たちのマンションに出現し涼花たちを襲うのかは謎に包まれていますが、物語が進むにつれて「X」の謎が少しずつ明らかとなり、物語が完結するときには「X」誕生の理由や、「X」を生み出した「リト」の目的も明かされることとなっています。

 

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監禁区域レベルX 登場する全「X」を一挙紹介!!

ここからは、「監禁区域レベルX」の物語に登場する全レベルの「X」12種類(レベル10のみ3形態)と、物語の終盤登場した特殊な「X」2種類について詳しく紹介していきます。

1.「rindwurm」

「監禁区域レベルX」第1シリーズで登場した、レベル1の「X」です。

「rindwurm」

出典:『Web漫画アクション「監禁区域レベルX」』https://comic-action.com/episode/13933686331674749653

「rindwurm」という名前から想像されるように、トカゲのような爬虫類の姿生物の背中に大きな花が生えた姿をしています。

その体は非常に大きく、体長は3~4mあります。

背中の花から種を飛ばして繁殖して幼体を生み出します。

またその種は人間に根付き、「X」の繁殖を手助けするように人間をコントロールしてしまう能力も持っています。

さらに本体である「X」はマンションの屋上におり、人をマンションに閉じ込めて新しい種を生み出すための肥料にしてしまいます。

物語では涼花たちを最初に襲った「X」で、この時は直接対峙することはありませんでした。

涼花と修平はこの時、「X」に見つかることなくマンション外に脱出することしか考えておらず、またこのレベル1のみはマンション外への脱出もクリア条件となっていたため、「X」と対峙することなく次のレベルに進んでいます。

但しYouTubeで公開された特別エンディングでは、マンションからの脱出途中で「X」の幼体と遭遇したシーンや、涼花の母親である涼帆サイドで描かれたアナザーストーリーでも、涼帆が幼体と対峙するシーンが描かれることとなっています。

またpeep版では涼花たちはレベル1を一度でクリアしているのに対し、漫画版の「監禁区域レベルX」では数回レベル1でゲームオーバーとなって繰り返しています。

そのため漫画版では、涼花たちがレベル1の「X」に直接襲われるシーンが描かれることとなっています。

さらに涼花たちはレベル8の「X」に挑戦する前にレベル1を再挑戦しています。

この時に、マンション外への脱出もクリア条件となっているレベル1が特殊なステージであるという設定が明らかとなり、さらに涼花たちは敢えて屋上に行って「X」を討伐することで特殊アイテムを手にしています。

この特殊アイテムはレベル10ステージ3で大きな活躍を見せることとなっており、物語終盤のカギを握るアイテムとなっています。

 

2.Gigantes

シリーズ2で登場したレベル2の「X」です。

「Gigantes」

出典:『peep「監禁区域レベルX」シリーズ』https://peep.jp/stories/Xp6YH81wXF8z1Mkj

漫画版では第1話の冒頭から涼花が追われているシーンが描かれており、その「X」の姿がどのようなものか気になっている方も多いのではないでしょうか?

レベル2の「X」であるGigantesは、ギリシャ神話に登場する神をイメージした「X」となっています。

物語の中では「人智を超えた二足歩行の人外生物」と表現されています。

人型をしたその見た目とは裏腹に、右肩の上腕部は大きく膨れ上がり、想像を絶する怪力を発揮します。

体長は2m半ほどあります。

唯一の弱点は目が退化していることですが、聴覚が発達して音で涼花たちの居場所を認識します。

エレベーターの駆動音も察知するため、涼花が最上階へ向かう際も非常にてこずらされることとなっています。

また、この「X」はシリーズ7の「X」と対峙する際に「X召喚」で呼び出されて登場し、レベル7の「X」の足止めとして活躍しています。

 

3.Hansel & Gretel

シリーズ3で登場したレベル3の「X」です。

「ヘンゼルとグレーテル」

出典:『peep「監禁区域レベルX」シリーズ』https://peep.jp/stories/HFObJdzby3eH3Ajd

レベル3の「X」は、グリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」をモチーフとなっています。

シリーズ3は名称が「Hansel & Gretel」となっていますが、敵となる「X」本体は「魔女」となっています。

もちろんヘンゼルとグレーテルの二人も「X」の一部として登場しますが、涼花たちの助っ人キャラという立ち位置となっており、物語では涼花たちと共に魔女に襲われることとなっています。

魔女の「X」は肢体が8本ある蜘蛛のような姿をした老婆で、マンションを巣にして人間をエサにして食べてしまいます。

糸を使って涼花や修平たちの身動きを取れなくする能力を持っているため苦戦を強いられますが、火が苦手という弱点があり、修平が持っていたジッポライターの火におびえる描写があります。

レベル3は涼花たちが後半のレベルに挑戦する前のポイント稼ぎとして何度も利用されることとなっています。

また、涼花がレベル10ステージ2の「X」と対峙した時には「X召喚」により助っ人として登場しています。

この時涼花は「X」である魔女と共鳴し合体し、背中から4本の腕を生やして計6本の腕を有する姿に変身しています。

これがレベル10ステージ2をクリアするカギとなりました。

 

4.invisible

シリーズ4で登場したレベル4の「X」です。

「invisible」

出典:『peep「監禁区域レベルX」シリーズ』https://peep.jp/stories/W0dqK0izRYTcCYKO

正体は目視することができない気体(霧)で、部屋の中以外はエレベーターも含めてマンションのフロア全体に充満しています。

吸い込むと3秒間でゲームオーバーとなってしまうため、部屋の中以外で呼吸をすることはできません。

涼花はステージ開始直後からこの「X」の正体に気づくことができず、30回近くゲームオーバーを繰り返しています。

しかし、母親からの「肉眼では見えないが、マンションを取り囲むように高いエネルギー反応が認められている。まるで霧のよう。」というメッセージにヒントを得て正体を暴くことになています。

 

5.Bremen

シリーズ5で登場したレベル5の「X」です。

「Bremenの4匹」

出典:『peep「監禁区域レベルX」シリーズ』https://peep.jp/stories/ZsKCpz1KpXeQq8f5

グリム童話の「ブレーメンの音楽隊」がモチーフとなっており、イヌ、ネコ、ニワトリ、ロバの4匹が「X」として登場します。

また、このレベルでは同時に「ハーメルンの笛吹き男」も登場します。

あくまでもこのレベルの「X」はブレーメンの4匹であり、ハーメルンの笛吹き男と直接対峙する必要はありません。

しかし、普段はおとなしい4匹をハーメルンの笛吹き男が笛の音で操り、獰猛な怪物に変えてしまう力を持っています。

このレベルでは、ロバがエレベーターの最上階へのボタンを隠してしまっており、ロバに最上階まで連れて行ってもらう必要があります。

そのため、獰猛な怪物になった動物たちから逃げつつ4匹を一か所に集めることが最上階へのカギとなっています。

なおこのレベルでは、ロバのみ獰猛な怪物に姿を変えた姿が描かれていません。

しかし、後にレベル10のステージ2で「X召喚」して助っ人として呼んだ際に、ロバが2本足で立つ最強の戦士となって「X」との戦いで活躍することとなっています。

 

6.Hameln

シリーズ6で登場したレベル6の「X」です。

「ハーメルンの笛吹き男」

出典:『peep「監禁区域レベルX」シリーズ』https://peep.jp/stories/TG716cd6HqywfuLt

ステージ5で4匹の動物たちを操っていた「ハーメルンの笛吹き男」がこのステージの「X」です。

このステージでハーメルンの笛吹き男が操るのは涼花たち4人で、巨大な笛の音を直に聞いて操られてしまうと味方を騙して襲うようになります。

また、このレベルで「X」は通常のフロアではなく16階の元々最上階であった場所で待ち構えており、涼花とアキラは直接対決を強いられることとなります。

人間の姿をしていますが、体長は3m程もある大男で巨大な笛を振り回して攻撃します。

クロスボウなど通常の武器は一切聞かず、「X-GUN」などの対「X」用の武器でのみ撃破することができます。

涼花たちが初めて討伐した「X」でもあります。

またレベル10のステージ2で「X召喚」した際には、ピンチのアキラを救う助っ人として活躍しています。

 

7.Gigantes2

シリーズ7で登場したレベル7の「X」です。

「Gigantes2」

出典:『peep「監禁区域レベルX」シリーズ』https://peep.jp/stories/yCXdCpx6B9oZVzdS

レベル2で登場した「X」であるGigantesの強化版であり、同様にギリシャ神話の神をモチーフにした「X」となっています。

Gigantes同様に体長は2メートル半ほどであり、「人智を超えた人外生物」と表現されています。

また、目が退化していることも同様です。

Gigantesと比べてパワーアップしているのは、さらに巨大になったその身体と巨大な身体に似つかわしくない機動力です。

聴覚もさらに発達しており、人間の心臓の鼓動でさえも捉えることができるようになっています。

この能力によって涼花たちの居場所を即座に察知し、壁の裏や階下からマンションを破壊して涼花たちを襲います。

但し、聴力が良すぎるが故に自信がマンションを破壊した音で1分間ほど周囲の音を聞き分けられなくなるという欠点があり、これを逆手に取られて涼花たちの最上階行きを許してしまうことになります。

Gigantes2は、レベル10のステージ2で「X召喚」されて涼花の助っ人として登場しても登場しています。

 

8.Rapunzel

シリーズ8で登場したレベル8の「X」です。

「ラプンチェル」

出典:『peep「監禁区域レベルX」シリーズ』https://peep.jp/stories/DwSitPT2QgBy2Ezf

シリーズ8はグリム童話の「ラプンチェル」をモチーフとした物語となっています。

シリーズの名称は「Rapunzel」ですが、シリーズ3の「ヘンゼルとグレーテル」と同様にラプンチェルは涼花たちの助っ人キャラとして登場します。

そして、敵となる「X」本体はラプンチェルの育ての親であり、美しくも恐ろしい「魔女」となっています。

レベル8では、魔女であるおそろしい「X」に敗れてしまった涼花が魔女の美しさに魅了されてしまいます。

魔女に魅了された涼花は倒すどころか「もう一度魔女に敗北して一つになりたい」と懇願するようになります。

修平たち3人は涼花を救うために協力して魔女を討伐します。

このステージは「ラプンチェル」がモチーフとなっているため、最上階へはエレベーターではなく「ラプンチェル」の髪を伝ってたどり着くこととなっています。

また、シリーズ8は声優によるCV(キャラクターボイス)が採用された唯一のシリーズとなっています。

「ラプンチェル」のみ全セリフがCV入りとなっており、その声は「FIRST WIND production」に所属の声優「河野ひより」さんが務めています。

「河野ひより」さん

出典:「河野ひよりさん公式Twitter」https://twitter.com/konohiyori

レベル10ステージ3で「X召喚」されたときには、「ヘンゼルとグレーテル」の魔女と同様に涼花と共鳴しています。

ラプンチェルと共鳴した涼花は長い髪を自在に操ることができるようになり、空中移動や戦いを優位に進められるようになっています。

 

9.Musashi Miyamoto

シリーズ9で登場したレベル9の「X」です。

「宮本武蔵」

出典:『peep「監禁区域レベルX」シリーズ』https://peep.jp/stories/QgwkO4An8om2NxQv

その名のとおり日本に伝わる江戸時代初期の剣術家「宮本武蔵」をモチーフにした「X」となっており、長刀と短刀の二本をそれぞれ片手で扱って戦います。

その強さも、「二天一流兵法」や29歳までに60回近い戦いを経験して無敗であったという伝説通りのものとなっており、物語では「史上最強のX」と表現されています。

また、宮本武蔵は晩年「鷹狩り」に夢中になっていたということもあり、飼いならした鷹も「X」の一部として登場します。

涼花たちは初めの挑戦で剣道が得意な修平が「X-SWORD」で挑むも完敗します。

しかし、完敗ながらも修平が「X」の動きを読めていたと感じた涼花の提案により、4人はレベル3に戻って8年間修業の末にようやく「X」の討伐に成功します。

またレベル9の「X」宮本武蔵は、レベル10ステージ2の「X」と対峙する際に「X召喚」で助っ人として登場し活躍しています。

 

10-1.Thanatos

シリーズ10のレベル10ステージ1で登場した「X」です。

「Thanatos」

出典:『peep「監禁区域レベルX」シリーズ』https://peep.jp/stories/mWnlhYnHRsV6YswN

レベル10のみステージが2つに分かれており、こちらは第一形態の「X」となります。

「Thanatos(タナトス)」とは「希死念慮(死への誘惑)」を意味しており、レベル10の「X」は死そのものと表現されています。

「X」はリトの興味の対象から描かれた落書きによって誕生したものですが、リトが「タナトス」に興味を持ったのは「自分がいなければ両親を巻き込まなくて済んだ」という思いから自分の存在を恨んでしまったためとされています。

第一形態の「X」は黒い飴玉の姿をしており、涼花たち4人のもとに一つずつ現れます。

見ると無性に食べたくなるという感情を涼花たちに抱かせます。

涼花と他の3人のもとに現れる「X」はそれぞれ異なる力を持っており、涼花のもとに現れる「X」は食べると即座にゲームオーバーとなってしまいます。

対して他の3人のもとに現れる「X」は自ら3人の口の中に飛び込むことができ、食べてしまうと直後に本人のコピーが現れて武器で襲ってきます。

今回の「X」は死そのものであり、他の3人のもとに現れる「X」は倒すことはできませんが、涼花のもとに現れる「X」だけが特殊で涼花のもとから逃げ回ります。

逃げ回る「X」を撃破することでステージ1をクリアすることができることとなっています。

 

10-2.ThanatosⅡ

シリーズ11で登場したレベル10ステージ2の「X」です。

「ThanatosⅡ」

出典:『peep「監禁区域レベルX」シリーズ』https://peep.jp/stories/v8hQ4fWz3BdLWP5W

レベル10の「X」Thanatosの第二形態です。

第一形態の「X」を撃破した直後、空に立ち込める漆黒の雲の中から現れます。

人間のような姿をしていますが体長は2メートル半もあり、さらに背中には巨大な漆黒の翼も生えています。

その外見はまさに神のようであり、ラスボス間の漂う「X」となっています。

また、第一形態で涼花以外のもとにいた「X」も第二形態へと姿を変えて現れます。

その姿はまさに悪魔と呼ぶにふさわしい「デーモン」のような外見としており、触れられただけでゲームオーバーとなってしまいます。

第二形態でも「死そのものであり倒せない」という設定は同じですが、第二形態では唯一、4体の「X」が一心同体でつながっています。

同時に3体のデーモンを瀕死状態にすることで、復活するまでの間は本体を弱体化させることができることになっています。

 

10-3.ThanatosⅢ

シリーズ12で登場するレベル10の「X」Thanatosの第三形態です。

「ThanatosⅢ」

出典:『peep「監禁区域レベルX」シリーズ』https://peep.jp/stories/bAnKU0UFLiwBkBg1

第一形態の「X」を撃破した直後に空に現れた漆黒の雲が第三形態の「X」です。

リトの絵日記に描かれていたレベル10の「X」の絵は、第3形態の「X」を表していたとされています。

ステージ2で涼花たちが4体の「X」を撃破した直後、ドロドロに溶けた「X」が漆黒の雲に吸い込まれ雲の中からはマンションをも握りつぶしそうな巨大な腕を持った最後の「X」が登場します。

その姿はこれまでの対「X」用アイテムもガラクタに思えるほど巨大であり、体長は21階建てとなったマンションよりも大きく、さらに歩くだけでマンションが揺れてしまう程です。

また、これまでの「Thanatos」と同様に今回の「ThanatosⅢ」の攻撃も、一撃で儲けてしまえば一瞬にしてゲームオーバーとなってしまいます。

強大すぎる「X」の登場に怯える4人ですが、これまで一度も使わなかったアイテム「巨大要塞:X」が鍵になると推測し、この世界を脱出するために涼花たちは立ち上がります。

ラスボスと呼ぶにふさわしいほどの力で涼花たちに襲い掛かり、これまでの「X」も登場する迫力の展開が熱い最終ステージの「X」となっています。

 

11.Gigantes3

シリーズ7で登場したレベル7の「X」であるGigantes2を特殊アイテム「進化薬」を使用した姿です。

涼花はレベル10ステージ3のXとの戦いで「巨大要塞:X」の発射にかかる時間を稼ぐことに苦戦を強いられますが、レベル1の再挑戦で手に入れていた特殊アイテム「進化薬」がカギを握ると考えて「Gigantes2」に使用しています。

進化薬でパワーアップした「Gigantes3」は、白く輝く巨大な体躯を持ち、その大きさは立ちはだかる「X」と同等にマンション21階ほどとなっています。

その力も「破壊そのもの」と表現され、ラスボスである「X」とも互角に戦い大きな活躍を見せています。

 

12.最後の「X」 リト

レベル10までの各ステージで涼花たちの前には10体(レベル10のみ形態変化あり)が立ちはだかってきましたが、ラスボスと呼ばれたレベル10ステージ3の「X」を倒した後に自身を「最後のX」と呼んで現れたのが「リト」です。

「リト」は涼花と修平の息子であり、創造主症候群(ゴッドシンドローム)の力で「X」を創造した張本人です。

リトは創造空間に自信を「X」として閉じ込めることで「ZONE」と呼ばれる物語の世界を作り上げましたが、創造空間が現実世界のマンションと紐づいてしまっているために、リトが現実世界に戻れば他の「X」も現実に流れ込むことになるといいます。

つまり、涼花たちがリトを現実世界に連れて帰るのか?それとも創造空間に置いていくのか?この選択を迫られることこそが最後に涼花たちに迫られた試練といえます。

そして、この試練を課すリトこそが、涼花たちに立ちはだかる最後の「X」といえるでしょう。

 

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まとめ

今回の記事では「監禁区域レベルX」に登場して主人公たちの前に立ちはだかる「X」について、各シリーズで登場する「X」を詳しく紹介しました。

各レベルのボスとして登場し、時には味方としても活躍する多くの「X」から目が離せません。

何度でも読み返したくなる壮大な物語となっています。

 

コメント

  1. maimaiko より:

    早く続きが読みたいと思っている
    マンガの方も買えたら買って読みたいなぁ!!